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Antimicrobial Testing Leadership And Surveillance(ATLAS)抗菌薬の耐性傾向をモニターする試験

研究の背景および目的

近年、既存の抗菌薬が効果を示さない薬剤耐性菌の増加が世界的に問題になっています。現在の抗菌薬の効果を保つためには、抗菌薬の適正使用が重要です。感染症の治療、特に外来治療の場合は、抗菌薬の効き目を確認することなく、経験的に投与されることが少なくありません。しかし、地域性を加味して感染症に対する抗菌薬の効き目を把握してより適切な薬剤を投与できれば、耐性菌の蔓延を防ぐことに繋がります。
そこで、東邦大学医学部 微生物・感染症学講座では、世界的な抗菌薬の耐性傾向をモニターする試験に参加し、日本の耐性菌の状況を把握することを計画しました。
この研究に参加することは、耐性菌の現状を把握することに重要なばかりでなく、適切な抗菌薬が外来などで投与され、患者様の治療効果の向上につながることが期待されます。

研究対象および方法

この研究は、東邦大学医学部倫理委員会の承認を得て実施するものです。
東邦大学医療センター大森病院において、細菌検査の目的で提出された検査材料から分離された菌株を使って研究を行います。菌株は米国の専門の研究機関に送付して薬剤感受性検査と耐性因子の特定が行われます。患者様の性別、検体提出日、検体採取部位、菌の種類が報告されますが、患者様個人の特定につながる情報は提供されません。
今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人が特定されることはありません。
本研究に関してご質問のある方、本研究に提供される菌株の利用を承諾されない方は、下記までご連絡下さい。

研究費の出所と利益相反

本研究に要する資金は米国のInternational Health Management Associatesから提供される受託研究費です。医学部微生物・感染症学講座は利益相反状態にあると考えられますが、データ取得や解釈は複数の研究者がお互いにチェックし合いながら行います。また、共同研究者の一人は他の企業から研究寄付金を得ていますが、何れの企業も本研究とは直接的な関係はありません。したがって、本研究で研究者がInternational Health Management Associatesに有利になるようにデータおよびその解釈が改ざんすることはありません。

連絡先および担当者

東邦大学医学部 微生物・感染症学講座
職位 ・ 氏名: 教授 ・ 石井良和
電話: 03-3762-4151 (内線2396)
お問い合わせ先

東邦大学 医学部

〒143-8540
東京都大田区大森西 5-21-16
TEL:03-3762-4151