法医学
所属教員名
黒崎 久仁彦 / 教 授
水野 文月 / 講 師
長谷川 智華 / 助 教
水野 文月 / 講 師
長谷川 智華 / 助 教
運営責任者
研究室概要
DNA多型に基づく個人識別
特にSTR、ミトコンドリアDNA多型に関する基礎的研究および応用研究
古代遺跡出土人骨の集団遺伝学的系統分析
国内外の古代遺跡に埋葬された人骨集団を対象としDNA多型による時代間および地域間の系統関係解明を目的とした研究
感染法医学
HIVやHCVなどの各種ウィルス感染者について死後感染能の強度や持続期間を解明するためのモデル研究、乳児急死とウィルス感染の関連についての研究
内因性急死に関する法医病理学的研究
特に向精神薬長期連用者の急死例における主要臓器の超微形態学的研究
法医中毒学
体内に摂取された各種薬物、有機溶剤、重金属濃度の分析および薬物相互作用に関する研究
教育概要
法医学
4年次
法医学は「医学的解明、助言を必要とする法律上の案件、事項について、科学的かつ公正な医学的判断をくだすことにより、個人の人権擁護、社会の安全、公共の福祉の維持に寄与することを目的とする学問」である。一般臨床医は、日常特に「法」を意識することなく診療を行い、患者やその家族と対応し、各種の診断書を発行しているが、これらの行為は総じてまかり間違えば医師の法的責任を追求されかねない内容を含んでいる。従って、臨床医になる者こそ正しい法医学的知識と、医師として活動する上での的確な状況処理能力や判断力を身につけておく必要がある。本講義では、法医学の基礎知識を習得し、将来医師として遭遇する可能性のある各種法医学的事象を適切に処理できる能力を養うことを目標にしている。一般講義ではできる限り実例紹介を行うことにより理解を深め、また異状死体への対応や死亡診断書(死体検案書)の作成に関しては実習的な講義を取り入れる。
法医学は「医学的解明、助言を必要とする法律上の案件、事項について、科学的かつ公正な医学的判断をくだすことにより、個人の人権擁護、社会の安全、公共の福祉の維持に寄与することを目的とする学問」である。一般臨床医は、日常特に「法」を意識することなく診療を行い、患者やその家族と対応し、各種の診断書を発行しているが、これらの行為は総じてまかり間違えば医師の法的責任を追求されかねない内容を含んでいる。従って、臨床医になる者こそ正しい法医学的知識と、医師として活動する上での的確な状況処理能力や判断力を身につけておく必要がある。本講義では、法医学の基礎知識を習得し、将来医師として遭遇する可能性のある各種法医学的事象を適切に処理できる能力を養うことを目標にしている。一般講義ではできる限り実例紹介を行うことにより理解を深め、また異状死体への対応や死亡診断書(死体検案書)の作成に関しては実習的な講義を取り入れる。