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東邦大学医学部白菊会

”献体”とは

 献体とは、『自分の死んだあと、自分の遺体を、医学生・歯学生の「解剖学実習」の教材として、医科または歯科の大学へ無報酬・ 無条件で提供すること』です。「解剖学」 というのは人体のしくみを知るための学問で、立派な医師・歯科医師を育てるうえで最も大切な学問のひとつです。 この実習に遺体が必要なのです。この大切な学問のために遺体を提供することを献体といいます。


 東邦大学医学部への献体をご希望の方は、「東邦大学白菊会」に登録(入会)していただきます。
 東邦大学白菊会は 「死体解剖保存法」 「医学および歯学の教育のための献体に関する法律」 に基づき活動しています。

登録(入会)申込みの前にご確認下さい

  • 当会への登録費用などは必要ありません。
  • 当会の運営は、登録者の役員組織を構成せず、当大学医学部で運営しております。
  • 当会に登録されますと、献体先は東邦大学医学部になります。
  • 現在、ご遺体のお引取りからご遺骨のお返しまでの期間は、約1年~約3年です。
  • 亡くなられた時、その後の手続きを行う方がいない場合、当会では登録をご遠慮いただいております。
  • 生前に重篤な感染症「結核・B、C型肝炎」に罹患されている場合は、ご遺体引取り後の保存処置の際に教職員が血液、経口感染などにより罹患する可能性があり、また学生実習に使用させていただきますので、当会では登録をご遠慮いただいております。
  • 臓器提供(腎バンク、アイバンクを含む)に登録されている場合は、両立できませんので登録をご遠慮いただいております 。
  • 当会にとって不適切とみなされた方は登録を抹消させていただくことがあります。

東邦大学医学部の献体の概要

1.医学教育

東邦大学医学部では、ご遺体は原則として本学医学部学生に対する教育 (2年次における系統解剖学実習、3~6年次の臨床解剖学実習)に使わせていただきます。
ご遺体は解剖学実習後に火葬し、ご遺骨を返還いたします。
献体からご遺骨返還までの流れは次のようになります。
献体 ⇒⇒⇒ 大学 ⇒⇒⇒ 解剖学実習(4月~8月) ⇒⇒⇒ ご遺骨返還式・ 解剖合同慰霊祭のご案内(8月中旬) ⇒⇒⇒ ご遺骨返還式・ 解剖合同慰霊祭(10月上旬、平日)
<お預かり期間、約1年~約3年>

2.医学研究

ご遺体を使わせて頂き、医学・ 医療の発展に寄与できるものとして医学教育以外に医学研究があります。 ご遺体を用いた医学研究には、解剖による臓器・ 組織の観察および採取、医療手技の修練、新しい手術方法の開発等があります。 これら医学研究のためにご遺体の提供をお願いすることがあります。

3. 解剖学実習後の保存について

医学教育の一貫として、解剖学実習期間以外に医学生・ 看護学生等の示説教育のために、ご遺体の一部を標本として保存し役立てたい場合がございます。


「2.医学研究」、「3.解剖学実習後の保存について」の詳細は申込書一式を請求された時に郵送される「献体登録のご案内(規約)」をご参照下さい。同意のもとに行いますので、同意がない場合は、医学生に対する「1. 医学教育」のみに用います。

登録されていても、亡くなられた時に以下の場合は献体できません

  • 臓器提供が実行される(された)。(臓器提供と献体は両立できません。)
  • 重篤な感染症(「結核、B・C型肝炎」など)に羅患している。
  • 事故死・溺死・縊死の場合。
  • 死後数日以上経過している。
  • 病理解剖、司法・行政解剖が行われる(行われた)。
  • 主治医が献体不向きと判断した。
  • 肉親の方が献体を拒否している。
  • 死後の手続き(死亡届の提出など)をされる方がいない。

献体についての質問と答え

1.献体の登録をすることで何か特典はありますか?

答) 特典は全くありません。 だから献体を約束した人を篤志家といいます。献体登録は、医学教育に参加することで 「私たちのための良い医師」 を世の中に送り出してほしいとの願いからです。白菊会は 「無報酬・無条件」 という謙虚で美しい心から献体しようと発意した人たちの集まりです。

2.献体をするためには何が必要でしょうか?

答) ご本人の意志と家族の同意による入会手続きが必要です。この場合の家族というのは、同一戸籍内の方という意味ではなく、本人の1~3親等の方を示します。 さらに直接血のつながりはなくても、親戚のうちで発言力の強い方の同意も必要です。 ご本人が献体を希望されても献体を実行するのはご家族や親戚の方々です。 お一人でもご家族や親戚の中に反対者がいらっしゃるときは献体ができなくなります。

3.葬儀はできますか? その費用は出してもらえますか?

答)葬儀を行ってからの献体は可能です。 葬儀に関しましては献体連絡時にご相談下さい。 献体の時期および葬儀に要する日数により、ご遺体の状況が異なります。日程などは、献体連絡時に大学に相談して下さい。葬儀が可能でも葬儀の費用を大学で負担することはできません。

4.遺体が大学へ運ばれたあとの取扱いが心配ですが!

答)献体の理念は、 医科および歯科大学に充分理解され感謝されております。大学も学生も、真剣に、かつ心からの感謝の念をもってご遺体に接していますから、全く心配はいりません。本学においては、ご遺体は、 保存処置後、遺体専用安置室に一体ずつ丁重に安置されます。

5.解剖学実習が終ったあとはどうなりますか?

答)一体ごとに大学の手で火葬に付した後、大学でご遺骨返還式を執り行いまして、ご遺骨をご家族にお返しいたします。 ご遺骨返還式は毎年10月上旬 (平日) に執り行います。 ご案内は書面にて、8月中旬にご家族代表者様にご連絡申し上げます。 また、ご遺骨返還式終了後、 解剖合同慰霊祭を執行いたします。

6.遺体を大学へ送り出してからどのくらいで遺骨が返されるのですか?

答)約1年~3年後にご遺骨をお返しいたします。

7.なぜ長い間遺骨が返って来ないのですか?

答)①保存処置などの解剖準備期間として3ケ月ぐらいが必要です。
②解剖学実習期間は長期に渡ります。
③実習は決められたご遺体の数と時間割によって行われるために、
その年の実習に間に合わず翌年の実習まで安置されることになる場合もあります。
献体 ⇒⇒⇒ 大学 ⇒⇒⇒ 解剖学実習(4月~8月) ⇒⇒⇒ ご遺骨返還式・ 解剖合同慰霊祭のご案内(8月中旬) ⇒⇒⇒ ご遺骨返還式・ 解剖合同慰霊祭(10月上旬、平日)
<お預かり期間、約1年~約3年>

8.臓器提供 (腎バンク、アイバンクを含む) を登録するとなぜ献体できないのですか?

答)献体と同時に臓器提供を両立することはできません。 臓器提供に登録している場合、死後すみやかに摘出しなければなりません。 この場合のご遺体の状況として解剖学実習教材として使えなくなります。従いまして、献体するか、臓器提供にするかは、ご本人でお決め下さい。なお、臓器提供を希望される場合、本会では扱いませんのでご了承下さい。

9.私は手術を受けて胃がありませんが役に立ちますか?

答)手術をされている場合でも献体できます。 入会申込書に過去の病気についての記入欄がございますので、手術を受けた場合は記入して下さい。

10.献体登録をしていても献体できない場合がありますか?

答)以下の項目に当てはまる場合は献体ができません。
  • 臓器提供が実行される(された)。(臓器提供と献体は両立できません。)
  • 重篤な感染症(「結核、B・C型肝炎」など)に羅患している。
  • 事故死・溺死・縊死の場合。
  • 死後数日以上経過している 。
  • 病理解剖、司法・行政解剖が行われる(行われた)。
  • 主治医が献体不向きと判断した。
  • 肉親の方が献体を拒否している。
  • 死後の手続き(死亡届の提出など)をされる方がいない。

お問い合わせ先

〒143-8540 東京都大田区大森西5-21-16
東邦大学医学部解割学講座内
東邦大学白菊会事務局

電話 03-3762-4151 (代表) 内線2315
FAX  03-5493-5411

メール連絡先: toho-shiragiku@ml.toho-u.jp


東邦大学白菊会事務局業務時間
平日(水曜日を除く): 午前10時~午後4時
なお、水・土・日曜日、祝祭日・6月10日・12月25日~1月7日は、休みとなっております。

但し、上記以外でもお休みさせていただくことがございます。
※業務時間外のお問い合わせはご速慮ください。
お問い合わせ先

東邦大学 医学部

〒143-8540
東京都大田区大森西 5-21-16
TEL:03-3762-4151