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はじめに

Faculty Development(FD)とは?

教員が授業内容・方法を改善し向上させるための組織的な取組の総称です。広義のFDは、広く研究、教育、社会的サービス、管理運営に関する機能・能力開発だけでなく、織体と教員双方の自己点検、評価を含みます。一方、狭義のFDは主に教育に焦点を合わせており、教育の規範構造、内容(専門教育と教養教育)、カリキュラム、技術などに関する教員の資質の改善が主な内容となっています。

東邦大学医学部FDの目的

医学部だけでなく、医療センターで学生や研修医、専攻医を指導する人は教育者です。この数年間の教育の進歩のスピードは想像以上に早く、医学の進歩や医療現場の変化に応じた工夫や対応が常に求められています。教育者としての能力は、医学に対する能力だけでは十分とは言えません。FDでは医学・医療以外の教育者、指導者、大学教員としての能力を修得する教育プログラムです。

目的

  1. 新しい教育の概念や方法を教員が学び、新しい教育を展開できる能力を修得する
  2. 学生や研修医、専攻医などの学修者に明確な目標を示すことができる
  3. 医療界を取り巻く状況を知り、東邦大学医学部の教育の未来を考えることができる

教育業績としてのFD/義務としてのFD

FDの受講歴は教育業績として認められます。受講修了証は申請時に必要となりますので大切に保管してください。

平成20年4月から、文部科学省令・大学設置基準に「大学は、授業の内容及び方法の改善を図るための組織的な研修及び研究を実施するものとすること」と定められ、FDの実施が義務化されています。毎年1回以上、FDに参加することが、在籍する全ての専任教員に求められています。講習会ストリーミングでの視聴も、受講申請することで受講したものと認定されます。

平成30年度Faculty Development実施計画

医学教育講演会

日時/場所 演者 講題
平成30年10月22日
第1セミナー室
松尾 理先生
近畿大学名誉教授
基礎医学系教育の問題点と解決への取り組み
平成30年8月1日
大井町アワーズイン阪急
高松 研先生
学長
 TOHO VISION 100th実現に向けて
平成30年7月31日
大井町アワーズイン阪急
森田峰人先生
臨床実習運営委員長
臨床参加型臨床実習の実施に向けて
平成30年6月16日
医学部第1講義室
塩澤昌英先生 
医学教育学客員教授
第112回医師国家試験の出題傾向変化と客観的問題の作成方法について
平成30年5月21日
医学部第3講義室
岩田 貴先生
徳島大学教授
外科系教育者が挑戦する卒前卒後専門教育~地方大学の取り組み~
平成30年4月19日
医学部第4講義室
三上哲夫先生
教育委員長
2016カリキュラムの概要と実施のポイント
※講習会ストリーミングから視聴でき、受講申請することで受講認定となります。

医学教育ワークショップ

日時/場所 内容
平成30年7月31日~8月1日
大井町アワーズイン阪急
TOHO-WS ’18:
PartⅠ(教務部会ワーキング)
2016カリキュラムを振り返る、M4授業のブラッシュアップ
PartⅡ(新任教員研修)
パフォーマンス評価をしてみよう:実習での態度評価
平成30年6月16日
医学部第2実習室
第27回作問能力養成ワークショップ

過去のFaculty Development

医学教育講演会

日時/場所 演者 講題
平成30年3月30日
東邦会館第1会議室
三好智子先生
岡山大学大学院医療教育センター
国際バカロレア入試~岡山大学の取り組み~
平成29年11月13日
医学部第3講義室
神津忠彦先生
東京女子医科大学名誉教授
EPAs(Entrustable Professional Activies)とMilestones
平成29年10月31日
医学部第3講義室
三苫 博先生
東京医科大学教授
大学の講義・実習を国家試験に生かすには?
平成29年8月3日
大井町アワーズイン阪急
小野和宏先生
新潟大学歯学部教授
パフォーマンス評価と教育の質保証~新潟大学歯学部の取組~         
平成29年8月2日
大井町アワーズイン阪急
渋谷和俊先生
副医学部長
       
廣井直樹先生
医学教育センター副センター長
本学の教育理念と2016カリキュラム


診療参加型臨床実習に求められるもの
平成29年6月17日
医学部第1講義室
塩澤昌英先生
医学教育学客員教授
第111回医師国家試験の出題傾向変化と客観的問題の作成方法について
平成29年5月25日
医学部第3講義室
 
片岡竜太先生
昭和大学歯学部
学生のやる気を引き出すActive learningの実践について
平成29年4月27日
医学部第3講義室
佐藤二美先生
教育開発室長
新しい医学教育モデル・コア・カリキュラム
平成28年11月21日
医学部第4講義室
神津忠彦先生
東京女子医科大学名誉教授
三つの教育ポリシーとその評価
平成28年8月2日
大井町アワーズイン阪急
山根正彦先生
岡山大学准教授
診療参加型臨床実習~実践と評価~
平成28年8月2日
大井町アワーズイン阪急
山﨑純一学長
杉山 篤教育委員長
東邦大学100年に向けたグランドデザイン
医学部3ポリシーと新カリキュラム
平成28年7月13日
医学部第1講義室
 
佐藤二美先生
教育開発室長
 
最近の医学・医療を取り巻く状況2016
 
平成28年6月18日
医学部第2実習室
塩澤昌英先生
医学教育学客員教授
医学部定員と医師国家試験の動向2016
平成27年7月9日
東邦会館第1会議
町 淳二先生
ハワイ大学教授
日本開国:医学教育改革とグローバリゼーション
平成27年6月
医学部第2実習室
塩澤昌英先生
医学教育学客員教授
医師国家試験の動向2015
平成27年5月26日
医学部第3講義室
小林 浩先生
リクルート進学総研所長
高大接続改革実行プランに関する講演会
平成27年4月22日
東邦会館第1会議室
広瀬信也先生
付属東邦中学・高等学校
新時代に向けた高大接続改革~高等学校での取り組み~
平成27年1月15日
医学部第2実習室
塩澤昌英先生
医学教育学客員教授
近年の医師国家試験の動向
平成26年12月6日
医学部大学院講堂
田川まさみ先生
鹿児島大学教授
医学教育における学習成果基盤型カリキュラム作成
平成26年10月17日
医学部第一講義室
菅谷貴子先生
弁護士
大学におけるハラスメントの現状と対策
平成26年7月11日
東邦会館第1会議室
神津忠彦先生
東京女子医科大学名誉教授
医学教育における学習成果基盤型教育の在り方
お問い合わせ先

東邦大学 医学部

〒143-8540
東京都大田区大森西 5-21-16
TEL:03-3762-4151