カリキュラムについて
カリキュラムマップ
16カリキュラム(1~5年次)

11カリキュラム(6年次)
1年次 | 準備教育科目 | 選
○
○
|
P |
人 |
---|---|---|---|---|
基礎医学科目 | ||||
2年次 | 基礎医学科目 | |||
3年次 | 基礎医学科目 | |||
臨床医学科目 | ||||
4年次 | 臨床医学科目 | |||
社会医学科目 | ||||
5年次 | 臨床実習科目 | |||
6年次 | 臨床実習科目 |
医学の進歩で高まる教育水準に対応したカリキュラム
臨床実習に重点を置く指導
「良き臨床医」となることを主眼としたカリキュラムを組んでいます。「良き臨床医」には、すぐれたコミュニケーション能力、幅広い視野が求められます。コミュニケーション能力育成のために介護・看護実習活動などを取り入れたり、選択科目には社会科学、芸術、健康などさまざまな科目が設定されています。また、外国語教育を充実させ、国際化時代に対応しています。
医学の飛躍的な進歩とともに、医学教育に求められる水準は年々高くなってきています。高水準の医学知識が無理なく理解できるよう1年次~2年次に履修する基礎医学部目は、器官・機能系ごとの統合型にし、3年次から履修する臨床医学部目へスムーズにつなげていけるよう配慮されています。基礎医学部目と臨床医学部目には、少人数制でディスカッションなどを行うテュートリアルが取り入れられており、主体的学習姿勢が育成されます。
4年次後半の診察学実習と検査医学実習では、臨床実習で必要とされる基本的な手技等を学び、5年次からの臨床実習で担当医の指導によって、診断・治療を行うことができるようになっています。臨床実習は1つの診療科で1週間~3週間、これを全診療科で行います。
6年次では臨床実習は8週間ありますが、4週間を1ユニットとして、研修医と同じ生活をする実践的臨床実習が行われます。希望により2ユニットを同じ診療科あるいは1ユニットずつ異なった科で実習を行うことができます。実習先の医療機関についても、選択できるようになっています。本学付属3病院や本学が提携する国内外の医療機関で実習することが可能です。国外での臨床実習には年間10名以上が参加しています。このように医学部のカリキュラムは、6年間一貫して、医師として必要な人間性を育成するとともに、医学の専門知識・技術が、無理なく修得できるようになっています。
医学の飛躍的な進歩とともに、医学教育に求められる水準は年々高くなってきています。高水準の医学知識が無理なく理解できるよう1年次~2年次に履修する基礎医学部目は、器官・機能系ごとの統合型にし、3年次から履修する臨床医学部目へスムーズにつなげていけるよう配慮されています。基礎医学部目と臨床医学部目には、少人数制でディスカッションなどを行うテュートリアルが取り入れられており、主体的学習姿勢が育成されます。
4年次後半の診察学実習と検査医学実習では、臨床実習で必要とされる基本的な手技等を学び、5年次からの臨床実習で担当医の指導によって、診断・治療を行うことができるようになっています。臨床実習は1つの診療科で1週間~3週間、これを全診療科で行います。
6年次では臨床実習は8週間ありますが、4週間を1ユニットとして、研修医と同じ生活をする実践的臨床実習が行われます。希望により2ユニットを同じ診療科あるいは1ユニットずつ異なった科で実習を行うことができます。実習先の医療機関についても、選択できるようになっています。本学付属3病院や本学が提携する国内外の医療機関で実習することが可能です。国外での臨床実習には年間10名以上が参加しています。このように医学部のカリキュラムは、6年間一貫して、医師として必要な人間性を育成するとともに、医学の専門知識・技術が、無理なく修得できるようになっています。
全人的医療教育
良き臨床医には、患者さんの訴えを全人的にとらえ、仕事や家族など患者さんのバックグラウンドにも配慮して、診断・治療できる力が求められます。こうした能力を養うため、東邦大学では1年から5年まで「全人的医療教育」というユニークな科目を設置しています。講義だけではなく、多彩な演習プログラムを体験できる点が特色です。1年次から療育施設や家庭医等を訪問する体験学習や発表討論会を実施し、早くから医療の現場を肌で感じ、問題点や課題を自分で見付け出して解決していく姿勢を養います。
教育評価
- 教育の評価は科目評価(科目試験、実習評価および演習評価)ならびに2~6年次総合試験により行う。但し、3年次では共用試験をもってこれに代える。
- 評価の対象とする科目は新学年ガイダンス時に公表する。
- 科目試験は、原則として科目の講義終了後に設定される本試験帯で行う。
- 各年次の学年末試験帯に総合試験および共用試験を行う。総合試験は2、4、5年次に1回に限り行い、再試験・追試験は行わない。
- 実習はすべて出席することを原則とする。実習の評価は、規定の実習回数の4/5以上出席したものに対してのみ行われる。再実習は行わない。実習未了者は、次年度に再び実習に参加し、履修しなければならない。演習の評価は実習と同様に取扱う。
- 進級の基準は別に定める学年別細則による。ただし、出席不良による未履修者および実習・演習未了者は進級の対象としない。
- 試験の際に不正行為を行った場合、当該科目は評価の対象とならない。不正行為者は進級の対象としない。
GPA(Grade Point Average) の実施について
1.GPA
GPA(Grade Point Average)制度は、グローバル化時代における国際的な学習成績の評価方法として国内外の多くの大学で採用されている。GPAとは、各授業科目の成績を4点~0点のGP(Grade Point)に換算し、当該授業科目の単位数を掛け合わせたものを合計した数値を、履修登録した科目の合計単位数で割った数値を指す。本学ではこれまで各科目の成績の粗点を用いた学習評価方法を採用してきたが、2016年度1年次からGPA制度に基づいた新しい学習評価方法を導入する。GPA制度の導入により学生の自律的な学習態度を涵養するとともに、海外大学院へ留学する際に必要とされる国際的な成績評価基準に対応する。
2. GPの評価基準
本学におけるGPの評価基準を下記に示す。
【GPA評価基準】
【GPA評価基準】
評価 | グレード | 得点 | ポイント |
---|---|---|---|
秀 | S | 90~100 | 4 |
優 | A | 80~ 89 | 3 |
良 | B | 70~ 79 | 2 |
可 | C | 60~ 69 | 1 |
不可 | D | 40~ 59 | 0 |
不可 | F | 0~ 39 | 0 |
不可 | 未修了 | 未修了 | 0 |
3. GPAの算出方法
学期ごとにサブ領域の試験を行い、各構成ユニットの得点をシラバスに定められた配分で計算して、サブ領域の得点を算出しGPに置き換える。すべてのサブ領域に対してGPに単位数を掛けた数値の総和(総取得GP)を求め、総履修登録単位数で割ることによってGPAを算出する。
当該年次GPA=(当該年次における総取得GP)÷(当該年次における総履修登録単位数)
累積GPA=(在学期間における総取得GP)÷(在学期間における総履修登録単位数)
ただし年次末における領域の評価は、各サブ領域の評価をもとに合否で判定する。また下記の科目はGPA制度の対象外とする。
① 年次総合試験
② 共用試験(CBT・OSCE)
③ 卒業総合試験
④ 選択科目のうち単位認定科目
卒業所要
6ヵ年以上在学し所定の全課程を修得した者について卒業試験を行ない、これに合格したものを卒業とする。