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フレッシュマン・キャンプ

「新入生」から「医学生」へ変身する2泊3日

学外合宿研修として「フレッシュマン・キャンプ」が実施されています。これは、新入生が全員参加するオリエンテーションであり、毎年入学後すぐの4月に2泊3日で学外の施設にて行われています。

この研修の目的は、「学生同士の交流を深めると共に、医学生としての自覚と自立心を養い、今後の講義や実習に意欲的に取り組める心構えを作ること」です。キャンプの中で最も重要な活動は「グループワーキング」です。この活動では、新入生9~10名ごとに一般教育、基礎医学、臨床に所属する数名の教員が加わって1グループとなり、与えられたテーマについて活発に意見を交わしながらグループ全体の意見をまとめ、全体発表まで行います。毎年、医療に関するいくつかのテーマが与えられ活発な議論及び意見交換が行われています。キャンプでは、さらに、新入生が医学生としての自覚をできるだけ早く持てるように救急蘇生法の実習、及び臨床現場等の第一線で活躍されている先生から新入生を激励するための講演等も導入されています。これらの体験から、新入生達は実際の医療現場を垣間見ることで、自覚を高めています。
このフレッシュマン・キャンプについて、新入生達からは、「2泊3日という短い間ではあるが、これから医師として学んでいく仲間達と親交を深め、一体感を得られたことは貴重だ。」、「このキャンプの参加以前、自分には医師になる資格があるのかと不安にもなったが、終了後は医学生として学んでいく実感が湧いた。これからの勉強を頑張って、たくさんの患者さんの力になることができる医師になりたい。」などといった感想が寄せられています。

このように、2泊3日のフレッシュマン・キャンプにおいて、「新入生」は、「医学生」に変身することになります。
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