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2023年度チェンマイ大学サマースクール参加報告

 国際交流協定校のチェンマイ大学が開講している英語学習、コミュニティ活動、タイの文化に関するサマースクールは、2023年度は理学部の「外国語セミナーF・Ⅰ」の単位認定となります。2023年8月実施のチェンマイ大学の講座を受講した理学部物理学科4年生に、講座の様子を聞いてみました。

なぜこの講座を受講しようと思ったのですか?

以前から英語や海外の文化に興味があり、同時に現地の大学生と交流できる機会も魅力的だったから参加しました。

サマースクールはどのような内容でしたか?

 週の平日の午前中は、大学で3時間の英語の授業が行われました。クラスによって内容は異なりましたが、私のクラスではリスニングとスピーキングが中心でした。午後には、地元の大学生と一緒にタイの文化を体験したり、日系企業を訪問するアクティビティやイベントが毎日行われました。
 地元の大学生は皆友好的で、日本に興味がある人が多かったです。彼らの英語力はバラバラでしたが、一定のコミュニケーションが取れる人が多かったです。地元の人が知っているローカルなお店などに案内してもらう機会もあり、非常に貴重な経験でした。
 日系企業を訪問する際には、通常の大学の学習内容と関連する話題が出て、非常に興味深い経験でした。また、就職活動に役立つ情報も得ることができました。

今後は学んだことをどう活かそうと思っていますか?

 このプログラムは、英語を学ぶだけでなく、異なる文化を直接体験し、異国籍の同世代と交流できる機会を提供することが、最も魅力的な点だと思います。英語に対する不安が軽減され、コミュニケーション能力が向上しました。TOEICの勉強や就職活動に大いに役立つと思います。

今後どのような人にサマースクールへの参加を勧めたいと思いますか?

 海外未経験者でも安心です。他の大学からの学生の中にも初めて海外へ行く方が多くいました。グローバルな仕事に興味はあるけど英語に自信がない方にぜひおすすめです。英語が話せると、多くの選択肢が広がることが実感できるはずです。
 私は1人でこのプログラムに参加しましたが、他の大学からの学生も同様に1人で参加している人が多かったため、すぐに仲良くなることができました。さらに、現地の大学には日本人のスタッフがおり、何か問題があれば相談できます。ですので、ひとりでも心配せずに、ぜひこのプログラムに参加してみてほしいです。