【薬学部】2024年度 海外実務実習報告(TJU、UofA)
2024年度の海外実務実習は、昨年度のアメリカ・ペンシルバニア州Thomas Jefferson大学(TJU)に続き、新たにカナダ・アルバータ大学(University of Alberta, U of A)が加わり、北米2拠点でプログラムが展開されました。
アルバータ大学でのプログラムには5年生4名が参加し、3週間にわたり講義・セミナーや実習、薬局・病院、テクニシャン養成学校の見学などを行いました。アルバータ州は、処方権を含む薬剤師の職能範囲がカナダでも最も広い州として知られていますが、現地では、患者ケアや健康支援など幅広い分野で薬剤師が専門性を発揮している様子を見ることができました。大学では、薬物治療や社会薬学に関連する科目を受講しました。学生たちは、いわゆる講義中心型(Didactic Lecture)の授業であっても積極的に発言や質問をしており、その内容が高度で現場を意識した実践的なものであることに驚きました。お世話になった教員のご自宅に招かれてThanksgiving Dinnerをご馳走になったり、世界最大級のショッピングモールの一つであるWest Edmonton Mallを訪れたり、アイスホッケーの試合を観戦したりと、自由時間も充実して過ごしました。プログラムの集大成となるファイナルプレゼンテーション・修了式では、現地教員や薬剤師、薬学部生など非常に多くの方々の前で自身の学びについてプレゼンを行い感謝の気持ちを伝えて幕を閉じました。
アルバータ大学でのプログラムには5年生4名が参加し、3週間にわたり講義・セミナーや実習、薬局・病院、テクニシャン養成学校の見学などを行いました。アルバータ州は、処方権を含む薬剤師の職能範囲がカナダでも最も広い州として知られていますが、現地では、患者ケアや健康支援など幅広い分野で薬剤師が専門性を発揮している様子を見ることができました。大学では、薬物治療や社会薬学に関連する科目を受講しました。学生たちは、いわゆる講義中心型(Didactic Lecture)の授業であっても積極的に発言や質問をしており、その内容が高度で現場を意識した実践的なものであることに驚きました。お世話になった教員のご自宅に招かれてThanksgiving Dinnerをご馳走になったり、世界最大級のショッピングモールの一つであるWest Edmonton Mallを訪れたり、アイスホッケーの試合を観戦したりと、自由時間も充実して過ごしました。プログラムの集大成となるファイナルプレゼンテーション・修了式では、現地教員や薬剤師、薬学部生など非常に多くの方々の前で自身の学びについてプレゼンを行い感謝の気持ちを伝えて幕を閉じました。
一方の米国TJUでの実習には3名の学生が参加しました。昨年度に続き、IPE(他職種連携教育)の理念を体現する多職種授業への参加や、臨床現場での薬剤師シャドウィングを通じて、チーム医療の在り方を肌で学びました。さらに、今回は、難民・移民の健康・医療支援を行う通称 “難民クリニック”の見学実習がかない、文化や言語の異なる多様な患者と向き合うボランティア薬剤師の問診に同行することができました。その姿に強い感銘を受けたようです。また、研修期間中お世話になったTJUの学生寮には、世界中からの多くの学生たちが滞在しており、彼らと生活を共にしたり、自国料理を持ち寄るポットラックパーティーに参加したりするなどして、温かな絆を育んだようです。週末にはフィラデルフィアやニューヨークまで足を伸ばし、買い物や本場のミュージカルも堪能したそうです。異文化への理解を深めながら、学びと喜びに満ちた2週間となりました。



