【理学部】プリンスチュラボーン科学学校(タイ)と文京学院大学女子高等学校との実験講座開催の報告
2024年6月14日,理学部生命圏環境科学科において,タイのプリンセスチュラポーン科学高校の学生13名と文京学院大学女子高等学校の学生26名を迎え,実験講座を開催しました。この講座では,海洋生態学研究室の山崎大志講師の指導のもと,イカ類(ホタルイカ・スルメイカ)の解剖実験を行いました。巻貝や二枚貝と見た目は大きく異なりますが,実はイカ類も軟体動物(貝類)の仲間です。ホタルイカでは,海中で発光する器官や触手先端の鉤を観察できました。食用として身近なスルメイカでは,吸盤の構造・眼の中のレンズ・さまざまな内部器官を把握することができました。さらにスルメイカの鰓にオキシドールを添加することで、色彩が変化する様子を観察した際には、参加した学生の方々から驚きの声があがりました。イカ類の解剖実験を通して,海洋における生物多様性の一端に触れることができました。本講座には海洋生態学研究室の4年生および大学院環境科学専攻大学院生2名がティーチングアシスタントとして参加し,異なる文化や背景を持つ生徒との交流を通じて,国際的な視野を広げる良い機会となりました。
実験講座の詳細は、かがやくサイエンス(https://note.com/kagayaku_2023/n/n0baf62da5216)の記事をご参照ください。
実験講座の詳細は、かがやくサイエンス(https://note.com/kagayaku_2023/n/n0baf62da5216)の記事をご参照ください。

