2024年度も、ウエスタン健康科学大学における米国薬学研修が実施されました。今年度は3月上旬から9日間、本学薬学部の学生3名が参加し、神戸薬科大学の学生7名と合同での開催となりました。
本研修では、米国薬剤師の役割や業務内容、医療制度について、実際の現場に触れながら学ぶことができました。日本と比較しながらの学習により、国際的な視点を養う機会となりました。現地学生と同様の学習方式を体験する研修スタイルのため、グループディスカッションや英語でのプレゼンテーションなど、実践的な活動も多く含まれました。参加者にとっては、知識を深めるだけでなく、英語でのコミュニケーション能力を向上させる貴重な経験となったはずです。
また、今年度も日米の薬学部生1名ずつがペアとなり、ペンパル制度を活用した交流が行われました。カリフォルニアのご当地料理を楽しんだり、市内観光をしたりと、学習だけでなく異文化交流の面でも充実した時間を過ごしました。
本研修は、異国の地で学び、現地の学生や薬剤師と交流することで、将来の薬剤師としての視野を広げる特別な機会になると思います。参加者の今後の学生生活や卒業後のキャリア形成において、本研修の経験が大いに役立つことを期待しています。