【理学部】2023年夏イギリス英語研修参加報告
2023年度は、UTS国際教育センター実施のイギリスでの英語研修の受講と理学部内での事前事後学習により、「外国語セミナーE・Ⅱ」の単位認定を取得できるようになりました。2023年8月にイギリスオックスフォード大学St Hilda’s Collegeでの15日間の研修に参加した理学部物理学科2年生のAさん、ポーツマス大学オフィシャル英語センターで23日間の研修に参加した理学部生物学科3年生のBさんに講座の様子を聞いてみました。
なぜこの講座を受講しようと思ったのですか?
Aさん:私はもともと留学に興味があり、大学生になったら挑戦したいと思っていました。しかし英会話にあまり自信がなかったため、長期間の留学は難しいとも感じていました。そんな中、2週間という短期間でイギリスのオックスフォード大学で英語を学べるという研修は、私にとってとても魅力的な機会でした。また、イギリスで生活をすることで日本とは異なる風土や価値観を体感し、それが良い刺激になればとも考えました。以上の理由から私はイギリス研修に参加しました。
Bさん:英語を学びたいという思いと、自分がどのぐらい英語を話せるか知りたいと思ったからです。初めての海外で不安でしたが、留学に行けるチャンスは今しかないと思い受講しました。私は3週間イギリスに行きましたが、あっという間でした。
Bさん:英語を学びたいという思いと、自分がどのぐらい英語を話せるか知りたいと思ったからです。初めての海外で不安でしたが、留学に行けるチャンスは今しかないと思い受講しました。私は3週間イギリスに行きましたが、あっという間でした。
イギリスオックスフォード大学St Hilda’s Collegeでの研修で学んだことはどんなことですか?
Aさん:今回の研修を通して私が学んだことは大きく2つあります。1つ目は、ヨーロッパと日本のSDGsの取り組みの違いについてです。環境問題に関しては、イギリスと日本は同じような目的を持ち対応していました。反対に男女平等な社会参画という点ではイギリスのほうが進んでいました。他の項目についても、似ている部分や異なる部分がそれぞれ見られ、そこから両国の歴史や考え方の違いを読み取ることができました。2つ目はイギリスの建築についてです。イギリスは中世以前から戦争や疫病に見舞われていました。そのため人々は神に救いを求め、その結果として教会に彫刻やステンドグラスや天井画などの装飾が施されました。イギリスひいてはヨーロッパの建築の発展は、人々が神とつながろうとしたという背景があることを知り、西洋の建物への印象が変わりました。
ポーツマス大学オフィシャル英語センターでの研修はどのような内容でしたか?
Bさん:講義は少人数のクラスに分かれ、午前中は文法やリスニングなどの基礎を、午後はディスカッションやアクティビティを通して英語を話す力を身につけました。午後のディスカッションのテーマは週ごとに変わり、SDGsやイギリスのスポーツについてなどさまざまでした。私のクラスではSDGsについて、パワーポイントを作り発表を行いました。
ポーツマス大学オフィシャル英語センターでの研修で学んだことを教えてください。
Bさん:英語で話すことはとても緊張しましたが、積極的に話すことが大切だと思いました。黙っていたら誰も話しかけてくれませんが、拙い英語でも話そうとすれば相手は理解しようとしてくれます。たくさん話すことで、以前の自分よりも少しは英語を話せるようになったと思います。
今後どのような人にこの講座を勧めたいと思いますか?
Aさん:この研修では日本、イギリスの他大学の学生方と交流しました。同年代の人の異なる考え方や価値観に触れて、自分を顧みることができました。また共感できる部分を見つけることで、親交を深めることもできました。他にも日本と全く異なる環境で一人生活することで、日常生活では味わうことのできない刺激的な日々を送れました。大学生活に慣れ少し退屈を感じている方や、留学のハードルが高いと思っている方に是非この研修をお勧めしたいです。