2022年度 「COIL+SDGsグローバルキャンプ in 台湾」実施報告
東邦大学は、学術交流協定校である台湾の中山医学大学、タイのソンクラ王子大学と、コロナ禍での新しい国際交流として2021年度より共通教育推進委員会が中心となりオンラインツールを活用した国際協働学習(COIL)を実施してきた。2022年度はグローバル化推進センターが主導し、3大学でオンラインでのCOILに加え対面での協働学習を併せた新しい形の「COIL+SDGsグローバルキャンプ」と名付けた国際交流プログラムを開発し実施した。
本学からは全学部より参加者を募集し、選抜された10名が参加した。地球規模での協力が不可欠なSDGsの達成をテーマとし、COILには3大学合わせて33名の学生が参加し、5グループに分かれて11月から3月まで活動した。参加者専用の特設サイトで情報共有しながらZoomを使って全員が集まるオンラインミーティングを3回と、各グループごとのミーティングを行った。オンラインで学生が取り組んだ課題は、3月に台湾に集まった際、各グループがSDGsに関連する調査計画を立てることであった。調査計画は各グループが動画にして共有し、参加学生と教員が視聴・コメントし、3月の最終オンラインミーティングでは調査計画をより良いものにする話し合いをした。各グループの調査テーマは、「ゴミの問題」「紙のリサイクル」「プラスチック食器と包装」「アップサイクル」「メンタルヘルス」など多様であった。
3月26日から29日まで中山医学大学が受け入れ大学となり行った台湾でのSDGsグローバルキャンプには、3大学から合わせて28名が参加した。
本学からは全学部より参加者を募集し、選抜された10名が参加した。地球規模での協力が不可欠なSDGsの達成をテーマとし、COILには3大学合わせて33名の学生が参加し、5グループに分かれて11月から3月まで活動した。参加者専用の特設サイトで情報共有しながらZoomを使って全員が集まるオンラインミーティングを3回と、各グループごとのミーティングを行った。オンラインで学生が取り組んだ課題は、3月に台湾に集まった際、各グループがSDGsに関連する調査計画を立てることであった。調査計画は各グループが動画にして共有し、参加学生と教員が視聴・コメントし、3月の最終オンラインミーティングでは調査計画をより良いものにする話し合いをした。各グループの調査テーマは、「ゴミの問題」「紙のリサイクル」「プラスチック食器と包装」「アップサイクル」「メンタルヘルス」など多様であった。
3月26日から29日まで中山医学大学が受け入れ大学となり行った台湾でのSDGsグローバルキャンプには、3大学から合わせて28名が参加した。

活動1日目は、中山医学大学が計画したSDGsに関連する学習として、Gaomei Wetlands(高美湿地)の見学、Shigang地区の高齢者の支援活動の体験、保存食であるHakka (客家)食品を学んだ。活動2日目は、各グループが事前に立てた計画に沿って見学やインタビュー調査などを行い、SDGs達成のためのアクションプランを考えた。活動3日目は、アクションプランを発表し、参加者がコメントや質問をした。
オンラインと対面での協働学習を併せた新しい形の国際交流プログラムである本プログラムは、東邦大学教育改革推進GP補助金を得てプログラム開発し評価した。本学の学生からは、「試行錯誤をしながらコミュニケーションを取った」「3カ国の共通点や違いを知ることができた」「SDGsに関して自分のできることを考える経験ができた」「英語力を向上させることの必要性を実感できた」などの感想が得られた。全員を対象とした実施後の調査結果からは、「参加者が興味をもてる課題であった」「課題の難易度は適切であった」というプログラムを肯定的に捉えた意見が多かったが、「オンラインミーティングの回数を増やし、対面での活動期間は長いほうが良い」という意見も多かったため、参加者の意欲の高さを考慮し次回はミーティング回数を増やし期間の延長も考えたい。
本プログラムは参加者に今後グローバルに活躍するために重要な経験を積ませることができ、3大学間の交流を強固にすることができた。本年度は東邦大学に2大学の学生を受け入れる形で継続したいと考えている。
(東邦大学グローバル化推進センター副センター長 畑中 敏伸)
オンラインと対面での協働学習を併せた新しい形の国際交流プログラムである本プログラムは、東邦大学教育改革推進GP補助金を得てプログラム開発し評価した。本学の学生からは、「試行錯誤をしながらコミュニケーションを取った」「3カ国の共通点や違いを知ることができた」「SDGsに関して自分のできることを考える経験ができた」「英語力を向上させることの必要性を実感できた」などの感想が得られた。全員を対象とした実施後の調査結果からは、「参加者が興味をもてる課題であった」「課題の難易度は適切であった」というプログラムを肯定的に捉えた意見が多かったが、「オンラインミーティングの回数を増やし、対面での活動期間は長いほうが良い」という意見も多かったため、参加者の意欲の高さを考慮し次回はミーティング回数を増やし期間の延長も考えたい。
本プログラムは参加者に今後グローバルに活躍するために重要な経験を積ませることができ、3大学間の交流を強固にすることができた。本年度は東邦大学に2大学の学生を受け入れる形で継続したいと考えている。
(東邦大学グローバル化推進センター副センター長 畑中 敏伸)

