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蜂ヶ崎令子先生が「2021年度看護学研究奨励賞」を受賞されました!

蜂ヶ崎 令子 講師
トランスレーショナル看護領域
日本私立看護系大学協会 2021年度看護学研究奨励賞

研究課題名

点滴スタンドを伴う歩行における方向転換方法の検討:一旦停止の有無の比較から
Examining directional changes when walking with an intravenous pole: A comparison of turning methods with and without stopping.

 近年では、手術を受けた術後の患者さんに対して、身体の回復を目的として術後早期よりベッドから離れて歩く「術後早期離床」がすすめられています。このため、病棟では点滴スタンドを押しながら歩行する入院患者さんが多く見られます。点滴スタンドは点滴をしながら移動できる便利な道具ですが、使い方をあやまると重大な事故を引き起こしかねません。患者さんたちが、曲がり角や障害物の多い病棟の廊下をより安全に、さらに低負担で歩くための十分な検討はなされてきませんでした。そこで今回、点滴スタンドを使用した時の方向転換動作における身体的、心理的影響を人間工学的な見地から明らかにし、安全で負担の少ない方向転換方法を検討することを目的として、この研究に取り組みました。これからも、患者さんの療養生活上の安全を守るとともに、より快適な療養環境を提供する上で必要となる知識や技術に関する研究を積み重ねていきたいと思います。



🌸蜂ヶ崎先生、受賞おめでとうございます🌸
                                                            
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