9月2日（土）に、「こころの健康を科学する」をテーマに公開講座を開催いたしました。

第一部◆医療法人静和会　浅井病院　森 章　先生より
「災害ストレスとメンタルヘルス」

第二部◆本学ファミリーヘルス看護領域　渡邊 尚子　教授より
「自分の知らない自分を知ろう（精神看護学の視点から）」

についてご講演いただきました。

森先生のご講演では、災害派遣精神医療チーム DPAT（Disaster Psychiatric Assistance Team）として、災害発生後の精神科病棟に入院されている患者さんの転院調整から、避難生活が長引き、精神的な疲労が蓄積されてくる時期の被災者と支援者に対する支援まで、活動されてきた内容について幅広くご紹介いただきました。

参加者の皆さまは、ニュースで目にしてきた災害現場において、
このような活動が行われていることを大変興味深く聞かれていました。

渡邊先生のご講演では、「自分の知らない自分を知ろう」というテーマでペアワークに取り組みました。
初対面の方とペアを組んでのワークは緊張感もありましたが、終わる頃にはお互いに親近感や信頼感が高まり、大変盛り上がりました。