第2回 公開講座
「『食べる』を科学する」
6月8日(土)、健康科学部看護学科の第2回目の公開講座「『食べる』を科学する」が開催されました。
講演には東邦大学医療センター大森病院 口腔外科 医師の関谷秀樹先生をお招きしました。先生は、栄養治療センターの嚥下障害対策チームに所属し、嚥下障害で困っている患者さんのサポートに日々奮闘していらっしゃいます。その豊富な経験から「肺炎を予防する食べ方とケア」について写真や動画を交えてお話しいただきました。途中、ジェルを用いた口腔内の保湿や嚥下訓練用のゼリーを使った嚥下の確認などを参加者の皆さんと一緒に実践し、楽しく看護学科らしい講演となりました。
また、健康科学部の特任教授 美ノ谷新子先生からは「最期まで口から食べるために」というテーマで、「口から食べたい」という望みをサポートする訪問看護師とその家族の活動について、実際の事例を交えてお話しいただきました。
今年はお天気にも恵まれ、参加者はおよそ300名となり、盛況のうちに終えることができました。ご来場くださった皆様に、深く御礼申し上げます。
来年もまた「健康を科学する!」をテーマに開催準備を進めてまいります。
是非ご参加ください。