学部長挨拶
健康科学部長 臼井雅美

東邦大学は、90年以上の歴史を有する自然科学系総合大学です。建学の精神である『自然・生命・人間』を探究し、豊かな人間性と均衡のとれた知識、高度な技能を持つ医療人・科学者を育成しています。
健康を科学するあらたな看護学の教育・研究の拠点として、健康科学部看護学科は2017年4月、本学5番目の学部として、習志野キャンパスに開設されました。本学開学の翌年から始まった看護教育の伝統と建学の精神を基盤として、看護学の専門知識と確かな技術を修得し、洗練された倫理性を備え、人々の健康を支援する看護実践者および看護学研究者、さらに、地域医療など社会貢献に取り組む人材を育成することを理念にしています。
健康科学部看護学科は、同じキャンパスにある薬学部、理学部のみならず、医学部、看護学部、さらには東邦大学医療センター3病院(大森病院、大橋病院、佐倉病院)、東邦看護同窓会、臨地実習施設および関連部署と連携し、教育・研究を実践しています。その実現のため、6つの大きな柱(科学的思考力の育成、看護実践者の育成、多様な価値観の理解と尊重の促進、倫理観の涵養、チームワーク力およびリーダーシップ力の育成、自己教育力の育成)を基にカリキュラムを編成しています。
健康科学部看護学科の教職員は、洗練された倫理観を備えた看護の専門家(実践者、研究者)として成長できるよう皆さんを支援していきます。自ら学び、生命(いのち)の科学を探究し看護学を創造する意欲のある皆さんと、共に学び合い、一緒に成長できることを楽しみにしています。