額田文庫デジタルコレクション
理禮氏藥物學 17巻(リレイシ ヤクブツガク 17カン) / 理禮著 ; 小林義直譯

出版地・出版社 | 東京 英蘭堂島村利助 |
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出版年 | 明治5年 [1872] |
冊数・大きさ | 15冊, 226mm |
注記 | 版心書名 : 藥物學 見返しに、明治五壬申春刊行 司馬盈之閲 小林義直譯 理禮氏藥物學 明治八年十一月廿七日版権免許 蘆湾漁舎梓 とあり。 |
米国ワシントンのJohn Campbell Riley (1828-1879)が1869年に初学者に向けて著した薬物と治療についての著書を和訳した本。巻之一は総論として、薬物作用や薬物の分類法について述べており、巻之二以降が薬物治療の各論。生薬や鉱物薬、化学薬品が各論で分類されている。薬物ごとに総論、性状、医治性能及用法という項目をたてて解説。薬理、原料からの精製、製剤への加工法、臨床への応用法などがそれぞれ言及されている。
J. C. Rileyはワシントンの医科大学で学位取得後、臨床医となる。後に大学に戻り、薬物学と治療学の教授となった。
訳者の小林義直(1844-1905)は現在の福山市の生まれ。藩校の誠之館で洋学を学んだ後、幕府の洋学調所、西洋医学所で学ぶ。坪井芳洲、佐藤尚中にも師事する。後年大学東校教授。文部省で医書編纂などにも従事した。
J. C. Rileyはワシントンの医科大学で学位取得後、臨床医となる。後に大学に戻り、薬物学と治療学の教授となった。
訳者の小林義直(1844-1905)は現在の福山市の生まれ。藩校の誠之館で洋学を学んだ後、幕府の洋学調所、西洋医学所で学ぶ。坪井芳洲、佐藤尚中にも師事する。後年大学東校教授。文部省で医書編纂などにも従事した。
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