額田文庫デジタルコレクション
四民須知觧剖生理淺説 4巻(存3巻)(シミン スチ カイボウ セイリ センセツ 4カン ゾン 3カン) / マルチンダル著 ; 小林義直譯

出版地・出版社 | 備前岡山 細謹社 |
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出版年 | 明治8年11月 [1875.11] |
冊数・大きさ | 2冊(巻之三を欠く), 185mm |
注記 | 題簽の巻表示: 巻之一、二が上, 巻之四が下 巻一の見返しに、小林義直譯 四民須知觧剖生理淺説 蘆湾漁舎梓 とあり。 出版年は版権免許表示の記載年による。 |
『Human anatomy physiology and hygiene: a textbook for schools, academies, colleges, and families』 by Joseph C. Martindale, Philadelphia, Eldridge & Brother, 1874 の和訳。
訳者小林義直は同書を「觧剖生理浅説」と「養生浅説」に分けて出版した。いずれも初学者向けの入門書。
有機体と無機体の論述より始まり、解剖学、生理学の定義を述べた後に、有機体が細胞より構成されることが述べられる。身体にある無機物、栄養素、線維、メラニン(黒素)、血球素(ヘモグロビン)といった、運動器、感覚器について図も交えながら、解剖生理学について詳細に解説している。
小林義直(1844-1905)は現在の福山市の生まれ。藩校の誠之館で洋学を学んだ後、幕府の洋学調所、西洋医学所で学ぶ。坪井芳洲、佐藤尚中にも師事する。後年大学東校(現東京大学)教授。文部省で医書編纂などにも従事した。
訳者小林義直は同書を「觧剖生理浅説」と「養生浅説」に分けて出版した。いずれも初学者向けの入門書。
有機体と無機体の論述より始まり、解剖学、生理学の定義を述べた後に、有機体が細胞より構成されることが述べられる。身体にある無機物、栄養素、線維、メラニン(黒素)、血球素(ヘモグロビン)といった、運動器、感覚器について図も交えながら、解剖生理学について詳細に解説している。
小林義直(1844-1905)は現在の福山市の生まれ。藩校の誠之館で洋学を学んだ後、幕府の洋学調所、西洋医学所で学ぶ。坪井芳洲、佐藤尚中にも師事する。後年大学東校(現東京大学)教授。文部省で医書編纂などにも従事した。
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