額田文庫デジタルコレクション
産論翼 2巻 附録1巻(サンロンヨク 2カン フロク 1カン) / 賀川玄迪著

出版地・出版社 | 江戸 須原屋茂兵衛 |
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出版年 | 安永4年 [1775] |
冊数・大きさ | 2冊, 257mm |
注記 | 乾之巻見返しに、産論翼 平安濟世館蔵版 とあり。 内題著者名は、賀川玄迪子啓。 坤の巻巻末に付録「附録治験二十八條」あり |
賀川玄迪(1739-1779)が、養父賀川玄悦(1700-1777)の著した『産論』に増補して1775年に刊行した。本書は乾・坤の二巻に附録「治験二十八條」が添えられている。坤之巻「懐孕図三十二図」は、正産・倒産・横産の胎児の胎位と娩出の様子、双胎の胎位など身体の内部が描かれ、正常な胎位を示した世界で最初の図として知られている。
賀川玄迪は出羽国(秋田県)横堀の生まれ。医師岡本玄適の子。26歳で京に上り、玄悦に師事した。後に阿波徳島藩の藩医となる。字は子啓、号は有斎という。養父賀川玄悦は江戸時代中期に京都で活躍した産科医。
賀川玄迪は出羽国(秋田県)横堀の生まれ。医師岡本玄適の子。26歳で京に上り、玄悦に師事した。後に阿波徳島藩の藩医となる。字は子啓、号は有斎という。養父賀川玄悦は江戸時代中期に京都で活躍した産科医。
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