額田文庫デジタルコレクション
内科簡明 14巻(ナイカ カンメイ 14カン) / 日耳曼捃(クン*)設原撰 ; 林洞海, 石川良信, 石黒忠悳訳

出版地・出版社 | 東京 英蘭堂島村利助 |
---|---|
出版年 | 明治8年[1875]- 明治9年 [1876] |
冊数・大きさ | 18冊, 182mm |
注記 | 見返しに、日耳曼捃(クン*)設氏原撰, 内科簡明,三氏蔵板 とあり。 版心に、三氏蔵版 とあり。 巻之十四の奥書に、官許 明治九年四月十五日 とあり。 |
ドイツのクンツェ(Karl Ferdinand Kunze, 1826-1889)が著した内科書を、林洞海(1813-1895)他が翻訳したもの。疾病ごとに剖験、診候、療法を、項目をたてて簡潔に解説している。内科系の疾患は、脳、脊髄、神経、呼吸器、血行器、心臓、血管、消化器、胃管、胃、腸、腹膜、肝臓、胆、脾臓、尿蓄器、生殖器、中毒、滋養妨碍諸病、伝染病、非伝染性皮膚病と多岐にわたっている。
翻訳者の林洞海は、小倉生まれ。江戸、長崎で西洋医学を学ぶ。1858年(安政5年)大槻俊斎、伊藤玄朴、石川桜所らとお玉が池種痘所を設立した。
*クンは「てへん」に「君」
翻訳者の林洞海は、小倉生まれ。江戸、長崎で西洋医学を学ぶ。1858年(安政5年)大槻俊斎、伊藤玄朴、石川桜所らとお玉が池種痘所を設立した。
*クンは「てへん」に「君」
デジタルコレクション
額田文庫の書名表記について
当サイトでは各種ブラウザでの誤表示を避けるために一部実際の書名と異なる文字で表記している場合があります。
当サイトでは各種ブラウザでの誤表示を避けるために一部実際の書名と異なる文字で表記している場合があります。