額田文庫デジタルコレクション
叢桂亭醫事小言 7巻 (存1巻)(ソウケイテイ イジ ショウゲン 7カン ゾン1カン) / 原南陽著 ; 郡司恭筆記 ; 楊元貞, 宮井俊徳校正

出版地・出版社 | 東京 三宅秀 |
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出版年 | 文政3(1820) 跋 |
冊数・大きさ | 1冊(巻之七のみ存), 230mm |
注記 | 外題は題簽剥落のため不明。 版心書名 : 醫事小言巻之七蔵方 巻末に、門人郡司恭筆記 とあり。 版心に、叢桂亭蔵 とあり。 出版年は、跋文の「文政庚辰初春」による 巻末に「青藜閣蔵板書目録」あり。江戸浅草茅町二丁目須原屋伊八。 |
1820年(文政3年)刊。原南陽の解説を門人らが筆記・校正した。漢方医学の総論、診断法、疾病別治療法を解説している。
東邦大学にて所蔵している巻之七は『叢桂亭蔵方』と称される。自家の創方が収録されており、このうちには、今日でもよく用いられる、乙字湯や九味檳榔湯などが収載されている。和文で平易に書かれ、且つ、臨床的に高く評価されたため、出版部数を重ね、広く流布した。
原南陽(名は昌克、南陽は号)は水戸の藩医の家に生まれ、父に医学、伯父に儒学を学ぶ。京都で医学、産科学を学び、その後江戸に戻り、小石川で治療を行ううち、技量を認められて水戸侯の侍医となる。その他 『経穴彙解』 『瘈(ケイ*)狗傷考』 『叢桂偶記』(以上額田文庫に収録あり)『寄奇方記』 『砦艸』なども著している。
*ケイ は 「やまいだれ」に「契」
東邦大学にて所蔵している巻之七は『叢桂亭蔵方』と称される。自家の創方が収録されており、このうちには、今日でもよく用いられる、乙字湯や九味檳榔湯などが収載されている。和文で平易に書かれ、且つ、臨床的に高く評価されたため、出版部数を重ね、広く流布した。
原南陽(名は昌克、南陽は号)は水戸の藩医の家に生まれ、父に医学、伯父に儒学を学ぶ。京都で医学、産科学を学び、その後江戸に戻り、小石川で治療を行ううち、技量を認められて水戸侯の侍医となる。その他 『経穴彙解』 『瘈(ケイ*)狗傷考』 『叢桂偶記』(以上額田文庫に収録あり)『寄奇方記』 『砦艸』なども著している。
*ケイ は 「やまいだれ」に「契」
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