額田文庫デジタルコレクション
診斷捷徑(シンダン ショウケイ) / ハーゲン著 ; 岡玄卿訳

出版地・出版社 | 東京 丸屋善七 |
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出版年 | 明治11年 [1878] |
冊数・大きさ | 6冊,18cm |
注記 | 見返しに、中洲書室蔵版とあり。 |
1878年(明治11年)刊。ライプツィヒの医科大学の教頭 Richard Hagen (1823-1908)による臨床検査法と診断法の実用書の和訳。原著の書名は『Anleitung zur klinischen Untersuchung und Diagnose.: Ein Leitfaden für angehende Kliniker.』(1877)。
自覚症状、他覚症状、身体所見と、その鑑別診断、病理も含んだ検査方法についても言及している。身体所見は、聴打診はもちろんのこと、身体各部の診察方法を詳細に記述している。現在の内科診断学と基本的構成は同じであり、当時の水準を知るのに非常に参考になる書物である。
訳者の岡玄卿(1852-1925)は石見(島根県)の生まれ。東京医学校卒。のちに東大医学部助教授となる。
ドイツに留学した。東京医学校の教師エルヴィン・フォン・ベルツ(1849-1913)から本書を推薦された。
自覚症状、他覚症状、身体所見と、その鑑別診断、病理も含んだ検査方法についても言及している。身体所見は、聴打診はもちろんのこと、身体各部の診察方法を詳細に記述している。現在の内科診断学と基本的構成は同じであり、当時の水準を知るのに非常に参考になる書物である。
訳者の岡玄卿(1852-1925)は石見(島根県)の生まれ。東京医学校卒。のちに東大医学部助教授となる。
ドイツに留学した。東京医学校の教師エルヴィン・フォン・ベルツ(1849-1913)から本書を推薦された。
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