額田文庫デジタルコレクション
傷寒名數解 5巻(ショウカン メイスウカイ 5カン) / 中西惟忠著

出版地・出版社 | 京都 高橋清兵衛 |
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出版年 | 安永3年 [1774] |
冊数・大きさ | 1冊,265mm |
注記 | 外題 : 傷寒名數解 全 内題著者 : 中西惟忠子文甫 版心書名 : 名數解 版心に、澄霞園とあり。 刊記 : 安永甲午秋八月刻成「澄霞園蔵」の印あり |
1774年(安永3年)刊。『傷寒論』は、後漢末期から三国時代に後漢の官僚で医師の張機(張仲景)(150?-219)が編纂した伝統中国医学書の古典。傷寒の意味は、風寒の邪を感じて生体が傷つくことである。内容は、当初は伝染病の治療法が中心であったが、その後改訂がおこなわれ、疾病一般の治療法を記したものとなっている。
『傷寒名数解』は『傷寒論』の要点を名数(同類のものをいくつかまとめ、それに数を付けて総称する手法)でわかりやすく教えようと工夫された解説書。本書は約40余項目で構成される。
著者の中西惟忠(深斎,1724-1803)は儒学者、医学者。京都の生まれで江戸、京都で学ぶ。長年にわたり『傷寒論』を研究したが、古医方が難解で誤解を招く恐れがあると気づいて注釈書執筆を思い立ち、『傷寒論弁正』 『傷寒名数解』を著述した。また中西惟忠は、『傷寒論』の解説資料の他、『函丈筆記』 『寒之名義』なども著している。
『傷寒名数解』は『傷寒論』の要点を名数(同類のものをいくつかまとめ、それに数を付けて総称する手法)でわかりやすく教えようと工夫された解説書。本書は約40余項目で構成される。
著者の中西惟忠(深斎,1724-1803)は儒学者、医学者。京都の生まれで江戸、京都で学ぶ。長年にわたり『傷寒論』を研究したが、古医方が難解で誤解を招く恐れがあると気づいて注釈書執筆を思い立ち、『傷寒論弁正』 『傷寒名数解』を著述した。また中西惟忠は、『傷寒論』の解説資料の他、『函丈筆記』 『寒之名義』なども著している。
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