額田文庫デジタルコレクション
額田文庫デジタルコレクションの公開によせて

「額田文庫」は、備前岡山の医家額田家四代に亘る累代の蔵書で、おもに17世紀から19世紀にかけて出版された和装本43種類275冊からなる医学書のコレクションです。
本学創立者の額田豊・晋先生のご実家額田家から、同家伝来の古医書を寄託する旨の申し出があったのは1974(昭和49)年のことでした。 ひとまず寄託図書として医学部図書館(当時)がお預かりし、新図書館の完成をまって1981(昭和56)年、改めて「額田文庫」として本学へご寄贈いただきました。
以来、医学メディアセンター蔵書として閲覧に供してきましたが、2009(平成21)年、全蔵書をデジタル画像化し「額田文庫デジタルコレクション」を公開するにいたりました。
「額田文庫」が本学の文化遺産であるばかりでなく、これを期に、当時の医療を伝える資料として学内外の研究者の研究資料として役立てば嬉しく思います。

額田文庫書名一覧(※原題はデジタル画像を参照してください。)