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2021年度出張展示
「家庭科学研究所高等部と科学教育—東邦大学理学部の源流」(於:習志野メディアセンター)のお知らせ

展示概要

 日露戦争後、恐慌の影響により家庭生活の合理化が求められた時期、本学創立者のひとり額田豊は、著書『安價生活法』(政教社、1915年)などを通して生活合理化推進の一翼を担いました。自身のドイツ留学時の経験から女性への科学教育の必要性を感じていた豊は、間もなくして弟の晉とともに1925年に帝国女子医学専門学校(現・医学部)を創立し、1927年には薬学科(現・薬学部)を併設しました。さらに帝国女子理学専門学校(以下、女子理専)の設立を試みたものの、専門学校における女性への科学教育に当時の論調は否定的な態度を示しました。額田兄弟はこの状況を静観せず、1934年に各種学校に相当する家庭科学研究所高等部を大森に開設し、家庭生活において科学的知識を応用できる女性の育成を目指しました。
 この学校は入学志望者の確保が困難となり、1回生の卒業とともに閉校となりましたが、額田兄弟が目指した女子教育の思想が反映されており、その後の戦時体制下の科学教育の興隆に伴って1941年に開設された女子理専の布石としても捉えることができます。女子理専の開設から80周年を迎える本年度、東邦大学理学部の源流をたどるべく、家庭科学研究所高等部において実施された教育をもとに、生活合理化と女性への科学教育の相関を探ります。

【アンケートへのご協力をお願いいたします】
2階カウンターでご記入済みのアンケート用紙と引き換えに、東邦大学のオリジナルグッズを先着50名様に差し上げています。展示のご感想やご意見をお待ちしております。

※現在、習志野メディアセンターへの入館は学内関係者のみが対象となっております。また、新型コロナウイルス感染症の状況により、会期や内容等が変更になる場合があります。なお、以下のリンクより展示の詳細がご覧いただけます。

会期

2021年10月4日(月)~12月3日(金)
※大森キャンパス医学部本館1階の額田記念東邦大学資料室においても、2022年1月18日(火)~3月18日(金)に同内容の企画展開催を予定しています。

場所

東邦大学習志野メディアセンター 3階回廊
(習志野キャンパス)

主催

額田記念東邦大学資料室

資料室だより ~活動ブログ~

2024年03月19日 更新

キャンパス今昔~寄宿舎暮らし

開室時間

月曜~金曜 10:00~16:00
(土曜日・日曜祝日は閉室)
年間イベントスケジュール

お問い合わせ・連絡先

額田記念東邦大学資料室

〒143-8540
東京都大田区大森西5-21-16
TEL:03-5763-6697
FAX:03-3768-0660