展示ウラ話—雄弁な資料

現在、習志野キャンパスの習志野メディアセンターで開催中の出張展示「額田兄弟の外遊 天下ノ模範トモナリタク」は、開催期間がラスト1週間となりました。

本学創立者の額田兄弟の海外経験に焦点を当てた内容となっています。2年に及んだ兄・豊のドイツ留学、弟・晉のアメリカ、中国、ヨーロッパでの経験について、書簡や写真などの所蔵資料からその詳細を調査しました。

じつはこれまで資料室では、兄弟2人の留学経験の詳細について展示で扱ったことはありませんでした。創立100周年まではあと3年ほどありますが、それまでに東邦の創立の基礎となった額田兄弟の経験を解き明かさねば、という使命感のようなものがこの展示作成の原動力となりました。

また、K. K. Chen先生の例のカニューレ(詳細は2022年10月13日のブログをご覧ください)を展示したいというのも、もう一つの動機としてありました。このカニューレに秘められたドラマティックなストーリーついて、ぜひ多くの方にご覧いただきたかったのです。7センチほどの小ささからは想像もできないほど、大変雄弁な資料でした。まだ展示期間はあと1週間ありますので、ぜひ実物をご覧ください。(※現在、習志野メディアセンターは学内関係者のみ入館可能となっております。下記リンクからも展示内容の詳細をご覧いただけます。)

また、習志野メディアセンターの3階回廊の展示スペースでは、アンケートを実施しています。2階カウンターで大学オリジナルグッズと引き換えができますので、ぜひご協力をお願いいたします。

投稿者:スタッフ

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