10月4日より習志野出張展示はじまります!

明日の台風、そして30℃近くまで気温が上がるこの土日が終われば、一気に秋が深まるはずですね。ということで、今年も習志野出張展示の季節がやってまいりました。来週10月4日(月)から12月3日(金)まで、習志野メディアセンター3階で出張展示「家庭科学研究所高等部と科学教育—東邦大学理学部の源流」を開催いたします。(※現在、メディアセンターへの入館は学内関係者が対象となっております。)

学外の方にも展示パネルの文章をご覧いただけるよう、新たにページを公開する予定です。公開しましたらトップページのお知らせ欄でご報告しますので、しばしお待ちください。

今回の展示を作成するにあたり、大変多くの学外の皆さまにお力添えをいただきました。コロナ禍の大変な状況にもかかわらず、資料室では把握していなかった貴重な情報・資料について快くご教示いただきましたこと、この場を借りて御礼申し上げます。

さて、展示タイトルにある「家庭科学研究所高等部」という学校、この名前は初耳という方が多いかと思います。本学理学部の前身である「帝国女子理学専門学校」が1941年に開設されるその少し前に、大森の敷地内にほんの一時期だけ存在した学校でした。この学校を中心として、当時の時代背景や社会に与えた影響、またその後の「科学教育」の行方をたどる展示となります。

日本で初となる女性のための理学専門学校として、大森に「帝国女子理学専門学校」が開設されてから今年で80周年。この機会に、女性と科学教育の歴史を振り返ることができればと企画しました。習志野での出張展示が終わりましたら、大森の資料室でも年明けに同展示を開催予定です。多くの方にご覧いただければと思います。

※画像は1940年頃に大森の敷地内に設置されていた託児施設の様子です。じつは家庭科学研究所高等部と深い関わりがあるのです。展示の中では設置の経緯についても言及しています。

投稿者:スタッフ

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