小窓のむこうがわ

普段何気なく通り過ぎてしまう本館入口、
ふと左右に目をやると、小さな窓があります。

ちょうど資料室につながっているように見えますが、実はつながっていません。
今は資料室として利用するために、壁で埋められています。
もしカーテンをあけたとしても、きっと壁の裏側が出てくるはずです。

現在資料室のある部屋はその昔、事務室として使用されていました。
この窓も事務室の窓口として使われていたようです。

開かない小窓、色が剥げて少しざらつくタイルの感触に時代を感じながら、
小窓のむこうがわで働いていた人たちに思いを馳せてみたり……。

本館にお立ち寄りの際は、ぜひ入口にも目を向けてみてください。

投稿者:スタッフ

記事一覧に戻る

Top