いまもむかしも 2・・・
2017年12月22日
毎日本当に寒くて乾燥してますね。
くれぐれもお体をお大事にお過ごしください。
さて前回に引き続き、いまもむかしも変わらない営みに関して今回も取り上げます。
前回の女医さんの回想は少々重たいテーマだったので、
今回は楽しげな雰囲気が伝わるような記録を取り上げます。
そうです。クリスマスです。
掲載の写真からも、クリスマスは身近で楽しげな雰囲気の行事として戦前からすでに浸透していたことがうかがえます。
全員が和服姿で背景にキューピーが見受けられるところは時代を感じます。
写真は昭和14年の寄宿舎(学生寮)アルバムに掲載されていたものです。
事実として戦前は12月25日は休日だったため、学生たちは実際ににぎやかに過ごしていたはずです。
ただし当時はクリスマスだから休日だったわけではなく、大正天皇の崩御の日が同日だったため設定された祝日でした。
キューピー人形に関しても、日本では大正から昭和初期にかけて国内製造開始に伴いブームとなっていたとのことです。
キューピー人形はマヨネーズ等を通じ、今でもすっかり定着した存在でありますが、ブームが起き、そして去っていくのは本当に今昔変わりがありませんね。
いまもむかしも変わらず、平和で楽しく過ごせることに改めて感謝ですね。
投稿者:スタッフ
カテゴリー:資料について

