資料室にも冬到来です

すっかり冬らしく寒くなりましたね。
乾燥した日もかなり増えてきました。
皆様どうか風邪にはくれぐれもご注意ください。
(こじらせたら肺炎ですし、本当に風邪は怖いです。今年はインフルエンザワクチンの不足等もあるようで、混乱なく過ごせることを願うばかりです。)

人間にとっても不快な乾燥は、もちろん「資料」にとっても大敵です。
資料室の担当として夏場の湿気と共に、冬場の乾燥はかなり気をもむ問題です。
(特に本資料室の資料の大半は乾燥に弱い「紙」であるため。)

人間の体調を気遣うように、資料の体調(コンディション)に留意してゆくことは容易なことではありません。
資料は自らの口からは語ってくれません。
そのため日々状態を把握することは最も大事なことだといえるのです。
ゆえに資料室の仕事には終わりは有りません。

今の願いはただ一つです。
この冬を資料と共に無事に乗り切れますように。
ただそれのみです。
(乾燥に悩まされた冬が終われば、いずれ梅雨や夏が来て皮肉なことに今度は湿気との闘いとなります。それが資料室で繰り返される日常です。)

気付けばあと2日で12月ですね。今年も残り一月となりました。
来年も再来年も、10年先も50年先も先人が残してくださった資料を
伝えていくことが私たちの使命です。

投稿者:スタッフ

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