大森病院の開院時

現在、学校法人東邦大学は、

・医療センター大森病院
・医療センター大橋病院
・医療センター佐倉病院
・羽田空港クリニック
・羽田空港国際線クリニック

5つの医療施設を有しています。
今回は、最初に開設された「大森病院」の開院時について少しお話します。

開院時の病院

大森病院は、本学創立と同年の大正14年12月に
帝国女子医学専門学校付属病院として開院しました。

開校・開院記念日

内科・外科・産婦人科・眼科の4科でスタートし、
外来患者診察室のほか、入院患者約60名を収容できる設備、
レントゲン装置、人工高空太陽灯などの設備がありました。

患者待合室

院長は晉先生が務め、内科診療も行いました。
その他の先生方も立派な方が揃っていました。

内科 部長 松崎武男先生(東京帝大)
  有福精一先生(慶應医科大学)
外科 部長 佐藤太平先生(東京帝大)
  大槻正路先生(東北帝大)
産婦人科 部長 東恭則先生(千葉医科専門学校)
  山崎嘉四郎先生(千葉医科専門学校)
眼科 部長 長谷川俊明先生(東京帝大)

内科研究室・小児診察の様子

外科診察室・外科手術室

開院時は、木造の建物で、4科でのスタートでしたが、
その後、科を増やし、建物も増築して、だんだんと総合病院へ整備されていきました。
現在では6棟ある病棟で、大学病院としての専門的で高度な医療に取り組んでいます。
時代の流れとともに、変化を遂げてきた大森病院ですが、
開院時から変わらない大森の地で診療を続けています。

投稿者:スタッフ

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