記念誌をいただきました
2014年06月20日順天堂大学さんから、
『写真で見る 順天堂史—175年の軌跡—』
をいただきました。
とても立派な1冊で、
興味深く拝見させていただきました。
さて、本学は順天堂大学と少しだけ関わりがあります。
晉先生について書かれた本
『額田晉—自然・生命・人間—』によると、
大正8(1919)年
医学博士の学位を授与された約1ヵ月後、
順天堂大学の前身である順天堂医院に、
医事研究会の学術指導者として招かれ、内科診療の一部を受け持ちます。
大正11(1922)年
順天堂研究所が完成し、その所長になりました。
大正12(1923)年
関東大震災後、順天堂研究所が廃止され、順天堂を辞しました。
晉先生のライフワークになった、特殊転調療法の基礎は、
順天堂以来の免疫の研究から出発し、
生体細胞の変調の基礎実験を重ねて作られたといわれています。
わずか4年という短い期間ではありましたが、
順天堂大学に勤めていた時期は、
晉先生の研究人生の大切な時期だったのでしょう。
投稿者:スタッフ
カテゴリー:資料室近状