薬剤師国家試験

先日、薬剤師国家試験の合格率が発表されました。
東邦大学は71.91%でした。
試験全体の合格率は、前年より18.26%下がったそうです。

以前、ブログでお伝えしたように、医学科の第1回生は卒業時に卒業試験を受け、
無事、全員が合格しました。
その10ヶ月後の昭和5年12月には薬学科第1回生も全員、薬剤師国家試験に合格し、
薬学科も卒業と同時に無試験で薬剤師の資格を得る指定専門学校となりました。

当時の東京では、指定専門学校となるための資格試験に
合格した女子の薬学専門学校はなかったそうなので、
当時の学生がいかに勉強熱心だったかがわかります。


さらにその証として、昭和8年に卒業記念に東京日本橋の春陽堂から発行された
「日本民間薬草集覧」という書籍があります。

これは、当時薬学科の教授だった久内先生が、
昭和6年に医学科と薬学科の学生に夏休みの宿題として、
それぞれの郷土の薬用植物を採集させ、
その植物がその土地でどう呼ばれ、
どういう病気に使われているかを調べさせて編纂した本です。

当時の薬学科の教授が、
記録用紙約5000通を約500の項目に編集し、
発行したものですが、
卒業記念と呼ぶにはあまりに立派な書籍の仕上がりとなっています。

投稿者:スタッフ

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