医学部解剖慰霊祭
2013年10月03日今月、『医学部解剖慰霊祭』が行われる予定です。
医学・医療の発展のために、
献体を頂いた方、ご理解を頂いたご家族の皆さまに敬意と感謝の意を表します。
この解剖慰霊祭は、昭和9年に出された「校報」にも記載があります。
この年は、多摩墓地で行われました。
当時、解剖を行った医科3年生が主に集まったそうです。
記事の中には、
「如何に大きな犠牲を払って頂いた事であろう、
此の方々の霊に対しても立派な医師とならねばと、
感謝と決心の念が湧き起って来た。」
という一文があります。
この記事から79年経った現在も、
尊い献体を頂くことで、人体を学ぶことはもちろんですが、
医療を志す者としての自覚を持つ1つの機会となり、
そして医学・医療が発展し続けているのですね。
投稿者:スタッフ
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