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理学研究科カリキュラム・ポリシー

化学・生物学・生物分子科学・物理学・情報科学・環境科学専攻

博士前期課程

 大学院理学研究科(博士前期課程)では、建学の精神と教育の理念のもと、理学の分野における高度な専門知識、問題発見・解決能力を有し、社会的実務の中核を担う人材を育成するため、以下の方針により教育課程を編成します。

1.知識・技能と課題解決力
 専攻基礎科目と専攻専門科目の履修により、それぞれの専攻分野に関する高度な専門知識と技能を修得し、設定された課題を解決する力を養成します。
専攻分野に応じて指導教員と副指導教員を定め、その指導と助言のもとに研究を進める過程で、さらに深い専門知識と技能を身につけ、主体的に研究活動を進める力を養います。

2.共生型リーダーシップ
 研究活動を通じて、他者と協働して理学の専攻分野における課題解決に取り組む力を養います。

3.社会的責任感・倫理観
 研究科共通科目として生命倫理と技術者倫理に関する科目を置き、生命科学や医療における思想や倫理観の理解、科学技術が社会や自然に及ぼす影響と技術者が負う社会的責任の自覚を深めます。また、研究倫理に関する講義を研究指導の一部に位置付け、自立した研究者としての倫理観を醸成します。

4.科学的探究心・自己研鑽
 研究活動を通じて、専攻テーマに関係する学術的な背景を十分に理解し、得られた研究結果に外部の最新知見を取り入れることで、科学的探究心を育み、絶えず自己研鑽を行う基盤を作ります。

5.国際性・多様性
 研究科共通科目として科学英語に関する科目を置き、研究成果を英語で発信する能力を養成します。インターンシップや企業の社会的責任を理解する科目を履修して、高度職業人となるための自覚を養います。
 研究活動を通じて、多面的、多角的な視点で社会の諸問題の解決に取り組む能力を涵養し、多様な考えを持つ他者を尊重することの大切さについての自覚を深めます。

◇教育課程の考え方
 理学研究科(博士前期課程)の教育は、学修成果基盤型教育によって実施します。このため、各講義・演習・実験では明確な到達目標を設定し、これを達成するための体系的な学修ができるようにカリキュラムを編成しています。また学修成果を客観的に評価することで、教育内容や手法の改善を行っています。

【教育内容】
研究科共通科目:
 理学研究科の学生が共通して身につけるべき倫理観やコミュニケーション能力、語学力を養います。

専攻基礎科目:
 各専攻分野に関する高度な知識と技能を修得するための基盤となります。

専攻専門科目:
 各専攻分野に関する高度な知識と技能を発展的に応用する科目を配置し、論理的思考に基づき、他者と協働しながら問題発見解決する力を身につけます。

専攻共通科目:
 指導教員のもとで研究活動を行い、深い専門知識と問題発見解決能力を身につけ、研究成果を学位論文としてまとめます。

【学修方法】
 専攻基礎科目と専攻専門科目を通じて、理論と実践の両面で高度な学術的技能を修得します。
演習と特別研究を核として、指導教員のもとで研究を進めることで、問題解決能力を養成します。
国際性を身につけるための外国語科目や社会的責任を理解する科目も設置し、広い視野を涵養します。

【評価方法】
 学修成果の評価方法を、シラバス・研究指導計画書等に明記して学生に周知し、厳格かつ公正に評価します。
 全ての開講科目について成績評価を行います。成績評価にあたっては、レポート等の課題、プレゼンテーション、授業態度等、それぞれの学修の到達度を適正に評価するための方法および基準を定めます。


2024年4月1日改正

博士後期課程

 大学院理学研究科(博士後期課程)では、建学の精神と教育の理念のもと、博士前期課程・修士課程で身につけた能力を基礎とした、より高度な専門知識、問題発見・解決能力、創造性豊かな優れた研究・開発能力を有し、多様な研究・教育機関の中核を担う人材を育成するため、以下の方針により教育課程を編成します。

1.知識・技能と課題解決力
 理学の専門分野における問題を自ら発見して解決する能力を養います。
 専攻分野に応じて指導教員と副指導教員を定め、その指導と助言のもとに研究を進める過程で、さらに深い専門知識と技能を身につけ、主体的に研究活動を進める力を養います。

2.共生型リーダーシップ
 研究活動の中で、創造性豊かな研究開発能力および科学的な思考方法を涵養するとともに、他者を教授・指導するのに十分なコミュニケーション能力を養います。

3.社会的責任感・倫理観
 研究倫理に関する講義を研究指導の一部に位置付け、自立した研究者としての倫理観を醸成します。

4.科学的探究心・自己研鑽
 研究活動を通じて、専攻テーマに関係する学術的な背景を十分に理解し、得られた研究結果に外部の最新知見を取り入れることで、科学的探究心を育み、絶えず自己研鑽を行う基盤を作ります。
専攻テーマを発展させる創造力を持ち、新たな研究を自ら開発する能力を養います。

5.国際性・多様性
 自ら立案した研究計画に基づいて研究を行い、その研究成果を論文としてまとめ、国内外での学会発表、国際学術誌への論文発表を行う活動を通じて、その価値を社会へ発信する力を養います。
 研究活動を通じて、多面的、多角的な視点で社会の諸問題の解決に取り組む能力を涵養し、多様な考えを持つ他者を尊重することの大切さについての自覚を深めます。



◇教育課程の考え方
 理学研究科(博士後期課程)の教育は、学修成果基盤型教育によって実施します。このため、各演習・実験では明確な到達目標を設定し、これを達成するための体系的な学修ができるようにカリキュラムを編成しています。また学修成果を客観的に評価することで、教育内容や手法の改善を行っています。

【教育内容】
各部門共通科目:
 指導教員のもとで研究活動を行い、問題発見解決能力や創造性豊かな優れた研究開発能力を養い、研究成果を学位論文としてまとめます。

【学修方法】
 演習と特別研究を核として、指導教員のもとで研究を進めることで、問題解決能力を養成します。

【評価方法】
 学修成果の評価方法を、シラバス・研究指導計画書等に明記して学生に周知し、厳格かつ公正に評価します。
 全ての開講科目について成績評価を行います。成績評価にあたっては、レポート等の課題、プレゼンテーション、授業態度等、それぞれの学修の到達度を適正に評価するための方法および基準を定めます。
2024年4月1日改正