理学部生命圏環境科学科

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教育概要

21世紀を迎え、人類は地球規模のさまざまな環境問題に直面しています。その中で人類が持続的に発展していくには、自然と社会を包括した「生命圏」を考え、この中で、大気や水、エネルギーや物質の循環による環境負荷の軽減と、生態系と人間との共生による環境容量の回復の両面を扱う新しい環境科学が求められています。これが生命圏環境科学です。生命圏環境科学では、理学的センスをベースにより良い環境を追求し、それを実行できるリーダーを育成することを目標としています。

教育内容

4年間の学びの流れ

1年次~2年次

環境科学の基礎を学ぶ

環境科学には、物理・化学・生物・地学といった基礎理学をはじめ、社会科学・工学など幅広い分野が必要です。その基礎を体系的に学びます。

3年次

専門性を高める

1・2年次に学んだことをふまえて自分の進む道を決め、4つのコースから1つを選択します。ユニット科目を中心に、実験・実習を通して専門性の高い環境科学を学びます。

4年次

環境科学の実践

各自がテーマを持ち、学生・教員が協働して卒業研究を行います。4年間の努力を総括し、大学院への進学や就職の準備をします。

コース紹介

地球環境を見つめ、提言・提案するためには、それぞれがそのための切り口を持たなくてはなりません。そこで生命圏環境科学科では、この切り口すなわち専門性を持つため2年次後半から「地球科学コース」「環境生態学コース」「環境化学コース」「環境管理・創成科学コース」の4つの専門コースからいずれかに沿って学習を進めます。興味・目標によりコースを選択し、自分の専門性を高めます。
詳しくは、カリキュラムのページをご参照ください。

地球科学コース

地球科学コース

惑星としての地球環境を考えます
資源・エネルギー問題、地球温暖化、オゾン層破壊といった生命圏環境の維持に関わる地球科学的諸問題の本質に迫り、これらの解決に向け取り組んでいく人材を育成します。

環境生態学コース

環境生態学コース

生態学的な視点から環境を解析します
生態系と人との繋がりを学問的に捉え、成果を社会に提言する。学問的な素養を身につけるとともに、人や自然を愛し慈しむ感性を育てます。

環境化学コース

環境化学コース

化学分析により環境の健康診断を行う
環境汚染問題を考えていくには、化学の知識が不可欠です。科学技術を駆使して有害物質を測定し、生命の安全を確認しながら持続可能な社会の実現に貢献します。

環境管理・創成科学コース

環境管理・創成科学コース

人間社会の持続的発展から環境を考える
持続性のある社会に向け、人間活動と環境の関係を分析し、環境改善技術・環境政策などに積極的に取り組む人を育てます。

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