理学部生命圏環境科学科

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環境科学専攻の安土ゆり子さんが東京都医学総合研究所の発表会で表彰されました。

環境科学専攻の安土ゆり子さんの「研究成果優秀賞」・「口頭発表優秀賞」・「ポスター優秀賞」受賞インタビュー

 公益財団法人東京都医学総合研究所の研究発表会(平成29年2月22日開催)」において、25名の研修生および研究者の中から、本専攻の安土ゆり子さんの研究発表が「研究成果優秀賞」・「口頭発表優秀賞」・「ポスター優秀賞」の3つを同時受賞しました。受賞インタビュー記事です。
環境科学専攻の安土ゆり子さんの「研究成果優秀賞」・「口頭発表優秀賞」・「ポスター優秀賞」受賞インタビュー

「東京都医学総合研究所」とはどんなところですか?

 東京都医学総合研究所は、「人の保健・医療・福祉の向上」に貢献することを目的として総合的な医学研究を行っている機関です。特に医学における基礎研究は、生命圏環境科学科が対象とする「人と自然環境の健康」というテーマと共通し、学部の4年生の時からこちらでお世話になっています。都医学研では最先端技術を駆使し、世界最高水準の研究が行われています。

今回受賞されたご研究を始めたきっかけは?

 世界中で神経の変性による疾患で多くの人々が有効な治療をうけられずに困っていることを知り、役に立てる研究が何かできないかと考えたのがきっかけです。そんな中、研究所で多発性硬化症の治療研究を行う機会があり、生命圏環境科学科で学んだことを通じて世界に貢献できることを知りました。

研究の内容はどのようなものでどのように発展が期待されますか?

 私は多発性硬化症という病気の治療研究を行いました。多発性硬化症は世界で230万人の患者がいて、日本でも特定疾患に指定されている難病です。今回の研究では多発性硬化症のモデル動物に対して、新規の2つの治療法を組み合わせることによって症状が緩和されることを見出しました。実際の患者さんの治療では、これら2つの治療の組み合わせによって、よりよい治療効果を得られるかもしれません。

これからの志をお願いします。

 これから研究をさらに発展させていき、新たな治療の糸口を見つけたいです。そして将来的には、それらが病気で苦しむ人々の治療の一助になればと思います。今、生命圏環境科学科で学んでいる学生さんにも、社会に貢献できる研究を目指して欲しいし、そんな仲間とさらに研究を発展させて行くことができれば素晴らしいと考えています。

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