理学部生命圏環境科学科

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卒業生の声

佐藤 優実さん(2015年3月卒業: 東京都 江戸川区役所)

高校生の時に地球温暖化の問題に触れ、「世界が懸念しているのに、なぜ進展しないのか」と疑問に思ったことが、環境問題を学ぶきっかけでした。現在、地域イベントの企画・運営や、諸団体のサポート等、地域活性化と地域環境の啓発に携わっています。イベントで環境をテーマにしたブースを出展した際には、江戸川区の自然環境や生活環境が整備保全されてきた歴史や、地球環境問題に関するパネルを作成しました。公務員として地域の最前線に立ち、大学で学んできた知識をストレートに活かすことができています。

橋本 秀紀さん(2015年3月卒業: 東邦大学大学院理学研究科環境科学専攻 博士前期課程)

研究をより深めるため、大学院へ進学しました。地球温暖化の原因物質のひとつCO2の分離・回収法を研究しています。火力発電所や製鉄所などから絶えず放出されるCO2を含む排ガス。この排ガスからCO2を分離し、高効率で回収することを目指しています。通常、分離媒体には毒性の高い物質が使われますが、毒性の低い「クラスレートハイドレート」を使えば、回収したCO2を農作物の促成栽培に活用できる可能性があるのです。大学院での高度な研究を通じ、地球温暖化の防止に貢献できることが魅力です。

粟飯原 希さん (2015年3月卒業: 東邦大学大学院理学研究科環境科学専攻 博士前期課程)

「持続可能な土地利用」や「まちづくりの仕組み」といった社会的な研究をしています。より専門的な知識や経験、人脈を得たいと考え大学院に進学しました。過去には、東京都小平市の雑木林に道路を通す際にどういったプロセスがとられたか等を調査しました。環境・開発問題は、行政・事業者・市民など様々な立場の方が絡み、正解がありません。その状況で皆にとって、よりベターな案を探る(合意形成)ことになります。立場の異なる方々にお話しを伺い、現場の葛藤を科学的なデータも用いて紐解いていくことが魅力です。

内田 貴大さん (2015年3月卒業: 東洋水産株式会社)

「マルちゃん正麺」「赤いきつね・緑のたぬき」でお馴染みの東洋水産に勤務しています。スーパーなどに自社製品を売り込む営業職ですが、この学科で学んだ「数字を見る力」や「コミュニケーション力」を直接活かせると感じます。市場動向や各種製品の情報を違った視点から分析すれば、隠れた情報を発見することができますし、それを提案材料として取引先とコミュニケーションを図れば、営業が成立します。商談を経て自社製品が商品棚のよい場所に並び、お客様が購入している姿を見ると、とてもやりがいを感じます。

丸茂 春菜さん (2013年3月卒業: 東邦大学大学院理学研究科環境科学専攻 博士前期課程)

大学院で行う研究の楽しさは、「自分で作り出していくこと」です。私は「岩石の力学特性」についての研究を行っていますが、課題の設定・野外での試料採取・実験装置の立ち上げから実験方法まで、すべて自分で計画実行します。岩石を養老渓谷に採りに行ったりもします。分からないことも多く不安もありますが、研究指導の先生や研究室の仲間と議論しながら、日々実験を行っています。自分自身で課題を設定し、解決していく-研究を通して身につく論理的思考や問題解決能力は、実社会でも大いに役立つと思います。

大島 由伎さん (2013年3月卒業: 科研製薬 株式会社)

科研製薬は主に医療用医薬品の製造販売を行っています。その中で私はMR(医薬品情報担当者)という業務で、主に開業医への自社製剤の情報提供や、製剤の宣伝活動をしています。理系で学んで良かったと感じる場面は多くあります。薬の効果を示すデータの解析手法が大学の講義で学んだものだったり、また、東邦出身の先生や薬剤師さんと共通の話題で盛り上がれることも助かります。手術室に入って先生に医療機器の使い方を教えることもあります。やりがいを感じながら仕事に打ち込む毎日です。

宮村 望美さん (2013年3月卒業: 流山市役所)

「生まれ育った流山に市民全体の奉仕者として貢献したい」と思い、公務員を目指しました。大学で自然科学から社会科学まで広く学んだことを生かして、住みよい街の環境を作る都市計画や環境保全の仕事に携わりたいと思っています。とはいえ、市役所での業務は勉強したこともない分野がほとんどです。そこで、大学で実習したグループワーク等で培ったコミュニケーション力や、様々な視点から物事を観ていく力が役立つと思います。市民の方々と対話しながら、流山をよりよい街にしていきたいと考えています。

谷 茉沙子さん (2012年3月卒業: 東京都 中学校教員)

在学時に、本学科の特色である理科4教科にふれることのできる実習・実験や講義を通して、机上ではわからない新たな発見から驚きや感動を得ることができる理科特有の楽しさを実感しました。その楽しさを、理科が必修科目である中学生に知ってもらいたいと考えて教員になりました。卒業研究は、地球温暖化への正しい理解を得られる教材の開発。どのような教材が求められるのか、実際に教育現場で実験を行うこともあり、失敗も経験しましたが、今ではその一つ一つが授業を進める大きな糧となっています。

石神 旬朗さん (2012年3月卒業: 東京都)

働き始めて約2年が経ちました。大学で学んだ事とはほぼ無縁とも思える都庁で働いています。大学で蓄えた知識がそのまま使える事は少ないですが、大学で身に付けたコミュニケーション能力やプレゼン能力は、役に立ちます。また公務員は法律を適切に解釈し、執行しなければなりません。そこでは、実験・レポートなどで身に付けた論理力が非常に助けになります。理系で学んだことであっても、行政で役立つことはたくさんあり、活躍の場があるんです。皆さんも広い視野で自分の道を探してみてください。

中村 竹博さん (2012年3月大学院博士前期課程修了: 三井金属資源開発 株式会社)

私は、土壌汚染の環境調査・浄化対策や鉱物・地熱・水資源の調査・開発に携わる会社に勤めています。主な業務は、地質・岩盤調査といった様々な地学分野に関わるものです。日本全国・世界各地を飛び回って未解明な断層の位置や地質の状況を調べており、とても充実した日々を送っています。大学では『道の地下構造を自ら解明したい』という思いから、山口研究室に所属しました。国の研究機関で作業することもあり、大学での研究経験や研究者の方々との交流が、現在仕事をする上でも非常に役立っており、自分を大きく成長させてもらいました。

柳下 真由子さん (2012年3月大学院博士前期課程修了: 東邦大学大学院理学研究科環境科学専攻 博士後期課程)

環境中、特に大気中の発癌性物質を研究をしています。その物質は発癌作用が強く、しかも検出するのが困難です。そこでそれらを検出するためにはどうしたらよいか、日々研究しています。元々は中学生の自由研究でリンゴの皮からバイオマスエネルギーを作り、自動車を走らせて以来「環境」に興味を持つようになりました。そして調べていくうちに、自動車の燃料も発癌性物質を排出するものがあることを知り、その物質を検出する研究の道に進みました。科学の面白さ・奥深さを様々な人に伝えられる研究者になることを目指しています。

栢野 知美さん (2011年3月卒業: 株式会社 ウェザーニューズ)

どのような気象状況に置いても利用者が快適なドライブが出来るよう、道路管理者向けに道路の安全を守るサポートをしています。例えば、道路管理者の観測データ(気温、降水量、積雪深など)、利用者から寄せられる感測データ(今晴れている、雨が降りそう、などといった報告)などをもとに天気の急変を察知し、道路管理者とコミュニケーションをとり、道路の安全性を確保しています。生命圏環境科学科では、グループを組んでの実習や演習も多くありました。その中で、どのようにデータを取って、どう活かすかなどを議論した経験が仕事に役立っています。

高津 有希央さん (2010年3月卒業: 千葉県立実籾高等学校 理科教員)

「環境」に関する講義を受ける中で、持続可能な社会をつくるためためには人を変えることが重要だと思うようになりました。そこで、環境問題に対して「教育の力」で取り組もうと考え、教員の道を選びました。この学科では、科学的な視点だけではなく社会的な視点からも環境問題を考える力が身につきます。現在、教員として毎日理科の授業をしていますが、大学で学んだ専門知識が大いに生かされています。環境について考える人を一人でも増やすことが私の使命だと思い、教育を通して環境問題について理解してもらえるよう日々取り組んでいます。

渡辺 美和さん (2010年3月卒業: 農林水産省 神戸植物防疫所〔国家公務員 II種 技術〕)

植物防疫所は、日本全国において病害虫の侵入、蔓延を防ぐための検疫を行っている農林水産省の機関です。私のいる部署では、海外から船で港に運ばれてきた青果などに病害虫が付着していないか、また輸入禁止品が含まれていないかを検査しています。私は、生命圏環境科学科の講義の中で外来種について学びました。その際、ひとたび外から生物が入ってきてしまうとそれを取り除くことは大変困難であるという事を知りました。そこで、日本に病害虫が侵入する前に水際で防ぐという植物防疫所の業務内容がとても重要であると感じ、この職を選びました。

中村 竹博さん (2010年3月卒業: 東邦大学理学研究科環境科学専攻)

私は、学部での研究をより発展させたいと考え、大学院への進学を決めました。また、他の大学院では経験できないような研究ができる東邦大学大学院を選びました。現在、私は大学生のときに講義を通して興味を持ったCO2を地中に貯留するための研究をしています。室内実験やシミュレーションなどの手法を用いて、充実した研究を行っています。 学部時代での伊豆大島やハワイ等での数多くの実習・講義は、今の研究をする上で大きな糧となっています。将来は、現在の研究と結びつくような資源や地盤などの調査に関する職に就きたいと思っています。

犬塚 奈保子 さん (2009年3月 卒業 : 高等学校 理科教員)

理科の学びには、やはり実験・観察が重要であると感じています。卒業研究で、生態系を学ぶ野外実習型の高校生向け学習プログラムの評価を行いました。そこでの課題は、実習を単なるイベントとしてではなく知識として定着させるにはどうすれば良いかということでした。これは現在の、普段の授業においても同様で、生徒には実験の後に必ずレポートを作成させ、教科書と照らし合わせるようにして内容をしっかりリンクさせることを常に意識しています。大学での研究が私に教員としての在り方の1つを提示してくれたのだと思います。

天野 陽介 さん (2009年3月 卒業 : 丸大食品 株式会社)

【仕事内容】
ハム・ソーセージの生産ラインの管理、工場内の環境、従業員の意識まで含めた品質管理や衛生管理など、多岐にわたります。生産現場をいかに安全に効率よく動かすか、スピードアップやコストダウンにつながる事を考え、実行することです。
【メッセージ】
生命圏環境科学科では、あらゆる分野について幅広く学ぶ事ができます。分野にとらわれること無く、いろいろな体験が出来るので、自分の知識と興味の幅を広げられる場所だと思います。私の場合、生態学や環境化学をはじめとした講義や実習から食の重要性を感じたことにより、食品業界に就職しました。
この学科は、自分の興味のある事については自らとことん取り組める環境が整っています。その中で、先生や仲間と親密な関係を築けることが、この学科の魅力のひとつではないでしょうか。

宮下 博之 さん (2009年3月 卒業 : 住友大阪セメント 株式会社)

現在、私は住友大阪セメント赤穂工場(兵庫県)でセメント生産事業に携わっています。セメントの原料は日本で唯一自給可能な地下資源です。このことは在学中、地球科学コースを選択していた私がこの会社を進路先として選ぶ上での、一つの要素であったと思います。ただ会社における仕事は多種多様です。
私はこの会社で今後どのような仕事が待ち受けているのかとても楽しみで、大学時代の専門分野が少しでも活かせるよう頑張っていきたいです。皆さんも在学中からたくさんの事に挑戦し、どんな状況でも楽しめる気持ちになれるよう、前進していただきたいです。

柚原 剛 さん (2009年3月 卒業 : 東邦大学理学研究科環境科学専攻)

私は他大学を卒業し、社会人経験後、身近な干潟環境の生態学的研究を行いたいと思い、本学科に入学しました。本学科は講義や実習、研究室内も含め、想像以上に実社会と関係・連携しています。社会人の頃よりも社会の様々な人たちと交流できて、大変刺激的で充実した毎日を過ごしています。
卒業研究時から、東京湾沿岸の水路や運河に形成される干潟に生息する底生生物の研究を行っています。ここでは希少種が見つかる等、干潟生物にとって貴重な生息場所のひとつと考えられる結果が出ており、保全生態学的評価をしていきたいと思っています。

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