理学部化学科

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学会受賞ニュース

M2 成岡知佳さん(地球化学教室千賀研究室)が日本陸水学会第82大会で「優秀ポスター賞」受賞!

大学院理学研究科化学専攻2年 (地球化学教室) 成岡 知佳さん

2017年9月28日~10月1日まで秋田県仙北市田沢湖で日本陸水学会第82大会が開催され、本大学大学院博士前期課程2年生の成岡知佳さんが「腐植栄養湖赤沼における水系腐植物質動態に微生物が与える影響」というタイトルでポスター発表を行い、優秀ポスター賞を受賞しました。

水域において紫外線吸収能や微生物のエネルギー源となるなど重要な機能をもつ水系腐植物質の起源について研究しました。
野外実験と室内培養実験より2種類の水系腐植物質は湿原植物由来であり、1種類の水系腐植物質は藻類由来であることが明らかとなりました。またこれまで謎とされていたバクテリアによる水系腐植物質の再合成過程についても言及することができました。成岡さんの研究内容と質疑に対する的確な受け答えが高く評価されました。

また昨年度は同じ研究室の佐藤 翼さんが「優秀口頭発表賞」受賞し、今年度は成岡知佳さんが「優秀ポスター賞」と2年連続でうれしい受賞となりました。

M1 佐藤翼さん(地球化学教室千賀研究室)が日本陸水学会第81大会で「優秀口頭発表賞」を受賞しました!

大学院理学研究科化学専攻1年 (地球化学教室) 佐藤 翼さん

2016年11月3~6日まで沖縄の琉球大学で日本陸水学会第81大会が開催されました。この学会は、内陸部に存在する湖沼、河川、地下水、干潟などの水域における現象や環境問題に関する研究を取り扱う学会です。本大会では、一般公演、課題公演、ポスター発表などの他、沖縄の陸水環境の現状と課題をテーマにした公開シンポジウムや海外からゲストスピーカーを招待したEnglish Sessionなどが行われました。

本大会で、本大学大学院博士前期課程1年生の佐藤翼さんが「谷津干潟堆積物における脱窒とアナモックス過程」というタイトルで口頭発表を行い、優秀口頭発表賞を受賞しました。優秀口頭発表賞には博士後期課程の学生や若手の博士研究員の方々も応募していましたが、佐藤さんの研究内容と質疑に対する的確な受け答えが評価され、賞を獲得しました。

M1 岩瀬美樹さんが国際会議で「Best Poster Award」を受賞しました!

大学院理学研究科化学専攻1年(構造有機化学教室) 岩瀬美樹さん

2015年8月14~17日まで韓国・釜山にあるKosin UniversityにてThe 7th International Symposium on Nano & Supramolecular Chemistryが開催されました.この国際会議はナノケミストリーおよび超分子化学に関する学会のうち,最も権威ある学会の一つであり,世界的に著名な研究者による特別講演,基調講演,招待講演,および大学院学生による口頭発表とポスター発表が行われました.今年の会議は北アフリカのチュニジアで開催される予定でしたが,3月に起きたテロ事件のため,急遽,韓国で行われることになりました.

この学会で本学大学院博士前期課程1年の岩瀬美樹さんが「Structures of Ag+ Complexes with Bis(armed-cyclen)s」というタイトルで英語による口頭発表とポスター発表を行い,Best Poster Awardを受賞しました.学会終了後の懇親会では,海外の著名な研究者や学生と親交を深めるなど,国際学会ならではの雰囲気を充分に味わうことができました.

(写真は第8回会議の組織委員のChengzhong Yu教授(The Univ. Queensland, Australia)と岩瀬美樹さん).

2014 CSJ化学フェスタにて優秀ポスター賞を受賞

大学院理学研究科化学専攻1年(物性化学教室)賣野寛人君と同じく大学院理学研究科化学専攻M1(物性化学教室)渡邊敬太君の二名が物理化学部門でみごと優秀ポスター賞を獲得しました。

2014年10 月14 日(火)~16 日(木)に日本化学会主催で「第4 回CSJ 化学フェスタ2014」(タワーホール船堀)が開催されました。この学会は,
1) 最先端の化学と化学技術に関する産学官の交流深耕による化学、化学技術及び産業の発展への寄与とイノベーション強化、 
2) 化学の成果と未来に向けた化学の貢献努力の社会への発信
という二つの趣旨で開催されています。資源開発から、エネルギー問題、創薬の化学、新学術領域が目指す未来の化学までと社会の課題となっている研究開発・技術の話題を取り上げたテーマ企画のほか、企業や研究機関の研究開発戦略と現状を紹介する産学官R&D 紹介企画、他機関との連携によるコラボレーション企画など多彩な内容で行われ、前回の2,200名を大幅に上回る約2,800 名が参加しました。

その中の一つの企画である「学生ポスター発表」では8分野、合計1,006 件の発表が行われ、会場は常に活気に溢れ、活発な討論がなされました。この中から審査を希望するポスター発表に対し、 
1) 研究に対して発表者が十分に寄与していること、 
2) 質疑応答に優れていること、 
3) 独自性が認められ、今後の発展が期待できること、
の3つの観点から審査が行われ、物性化学教室のM1賣野寛人君と渡邊敬太君の2名が物理化学部門でみごと優秀ポスター賞を獲得しました。

賣野寛人君は「新規セキシチオフェン薄膜の電気化学特性と光機能物性」の発表を行ないました。今回の研究では、ホスホン酸基を有するπ共役が拡張したセキシチオフェン誘導体(ST)をITO電極上に浸漬し、詳細に薄膜物性を探求しました。セキシチオフェン分子は電極表面に対して約45°に配向していることが分かり、また浸漬を繰り返す ことによって作製されたセキシチオフェン積層薄膜が7cycle程度で基板上に飽和したことからもこの配向角度を裏付けられることが分かりました。またそれらの薄膜が電気化学的に活性であり、光を照射することで光電流が発生しました。このことからITO上に修飾されたセキシチオフェン分子からITO基板に効率よく電子の移動が行われていることがわかりました。(図1)

渡邊敬太君は、第2回、第3回CSJ化学フェスタでも高い評価を得て、連続して優秀ポスター賞を受賞した内山幸也君の研究を引継ぎ、さらに「臭素化フラー レンの置換反応による多付加フラーレンの付加位置制御」について詳細な研究を行いました。複数の有機基を有した多付加フラーレンは、それら有機基由来の性質を強く発現する特徴があり、フラーレンに複数の有機基を修飾させる付加反応は、新たな特性付与の観点から重要です。しかし多付加フラーレンは有機基の付加位置が異なり異性体の混合物となってしまうことから、単一物質として得ることは困難とされています。そこで前駆体物質として構造が特定されている臭素化 フラーレンC60Br8に着目し研究を進め、置換反応によって多付加フラーレンの選択的合成に成功しました。また、その生成物を出発物質として置換反応を行い、新たな有機基を修飾した多付加フラーレンも高収率で得ることができました。(図2)

2012・2013 CSJ化学フェスタにて2年連続優秀ポスター賞受賞

大学院理学研究科化学専攻M2(物性化学教室)内山幸也君 「臭素化フラーレンを用いた多付加フラーレンの付加位置制御」の研究で、日本化学会主催第3回CSJ化学フェスタで優秀ポスター賞を昨年に引き続いて連続受賞の快挙!

複数の有機基を分子内に有する多付加フラーレンは、それら有機基由来の特性を強く発現する特徴があり、フラーレンへの複数の有機基の付加反応はフラーレン誘導体への特性付与の観点から重要です。しかしながら、多付加フラーレンは有機基の付加位置の異なる付加位置異性体の混合物となり、単一生成物としては得難いことが問題とされています。そこで内山君は多付加フラーレンでありながら単一生成物として得られているC60Br6、C60Br8の臭素部位を求核剤によって置換反応を行うことで、それら前駆体の付加形態を保持した多付加フラーレンの新規合成法の確立を試み、多数の付加位置選択的な多付加フラーレンを新規に合成することに成功しました。
臭素化フラーレンC60Br6およびC60Br8とアルコールを反応させることで、四重付加型 (C60(OR)4O)、五重付加型 (C60(OR)5Br)、八重付加型 (C60(OR)8)のアルコキシフラーレンを単一生成物として得、C60(OR)8はC60Br8と同様の付加形態を有していることを単結晶X線構造解析により確認しました。これまでC60Br8と同様の付加形態を有するフラーレン誘導体の合成法は知られておらず、本研究で確立した手法が唯一の方法です。
前駆体として用いた臭素化フラーレンC60Br6およびC60Br8は有機溶媒への溶解性が非常に乏しいため、これまでこれらを出発物質とする反応が全く試みられてこなかったものと思われます。しかしながら、内山君は出発物質の溶解度が著しく低くても、生成物側に次第に平衡が移動することに気づき、このことが付加位置選択的な多付加フラーレンを生成する置換反応を成功させるブレークスルーとなりました。実際に、これらから誘導されたC60(OR)4O、C60(OR)5Br、C60(OR)8は有機溶媒への高い溶解性を有し、さらにこれらのアルコキシフラーレンはR部分のアルキル鎖長を変えることにより、容易に溶解性を調整することも可能です。

これらの研究成果はすでに2件の特許出願(特願2012-194209;特願2013-046948)がなされていて、新規に合成された多付加フラーレン誘導体は有機薄膜太陽電池やライフサイエンスへの応用が期待されています。

第2回CSJ化学フェスタにて優秀ポスター賞受賞

「産学官の交流」と「化学の社会への発信」を目的に、2012年に2回目の開催を迎えた日本化学会主催CSJ化学フェスタ(10月中旬、東京工業大学)で行われた同イベントにおいて、666件にのぼる「学生ポスター発表」において、理学研究科化学専攻の内山幸也君が「臭素化フラーレンの置換反応による新規アルコキシフラーレンの合成」のテーマで、優秀ポスター賞を受賞しました。内山君はこれまで困難と考えられていたC60Br8の置換反応を巧みに応用することによって、新規物質であるアルコキシフラーレンC60(OR)8(R=CH3, C2H5) の合成に成功し、分子構造を明らかにしました。これらの新規アルコキシフラーレンは、さらに新たな誘導体開発にもつながることから現在、特許出願中(特願2012-194209)です。

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