理学部化学科

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高校生のための夏休み理科教室2016

高校生のための夏休み理科教室が7月29日(金)と30 日(土)に開催されました。今年の実験はAコース「色素を使った太陽電池を作成して電気を生み出そう」とBコース「液晶分子を合成してみよう」でした。両日で67名の高校生や教員の方に参加いただきました。

Aコース:「色素を使った太陽電池を作成して電気を生み出そう」

物性化学教室  桒原彰太 講師

地球に降り注ぐ太陽の光を使って電気を生みだせば、晴れた日ならどこででも電気を作ることできる?そんな太陽電池を、身近な草花、果物(ブルーベリー、ほうれん草、インスタントコーヒー、ハイビスカスティーなど)を使って作ってみました。簡単に作れてカラフルな色素増感太陽電池を作成しながら、発電の仕組みを学ぶことができました。

Bコース:「液晶分子を合成してみよう」

構造有機化学教室  桑原俊介 准教授

テレビやパソコンなどのディスプレイに用いられる「液晶」。どのような分子構造をしているのでしょうか?2010年度ノーベル化学賞で有名になった「鈴木‐宮浦クロスカップリング反応」を用いて液晶分子(C5鎖をもつビフェニル)を合成しました。できた液晶分子を使って液晶セルを作製し、電圧の変化による液晶の色調変化の観察を行いました。実験終了後には、液晶分子の性質と応用について説明が行なわれました。

実験を終えて

実験終了後に、参加者に学科主任から修了証書が手渡されました。今年は3年間通して参加してくれた高校生が3名もいました。そこで3名には皆勤賞として証書と記念品が贈られました。その後、アシスタントの大学院生や教員を交えて懇談会が行われました。

参加者に実験の感想を聞いてみました。

「Aコース参加」

  • 高校の授業では出来ないような実験を1日かけてすることが出来て面白かった。また、大学の様子を知ることが出きて良かった。
  • 課題研究で取り組んでいる「色素増感太陽電池」について、より詳しく仕組みを知ることができて良かった。
  • 説明がすごく分かりやすく、実験しながらもいろいろな大学生の人や先生と話をしたりすることができ、大学の雰囲気もわかりすごく良かったです。
  • 色がついていたり、曲がったりする太陽光電池を知り、自分で作ることができ驚きました。実験を通じてよりエネルギーの分野への関心が高まりました。
  • 光の波長によって色の変化が起きることが面白かったです。太陽電池は複雑な構造だと思っていたので自分で作れたのが嬉しかったです。

「Bコース参加」

  • 薬品の名前とか初めて聞くものばかりで、正直何も分からない状態だったのですごく不安でしたが、助けてくれたおかげでとても楽しく実験することできました。もっともっと色々な実験をしてみたいと思うようになりました。
  • 値の求め方なども丁寧に教えて下さり、ただ実験するだけでなく、その過程において、どのような反応を知ることができて良かったです.お昼の時にアシスタントの学生が声をかけて下さりうれしかったです。ありがとうございました。
  • Pb触媒がとても高価な物と知り驚いた。また、合成にかかる時間の短縮から技術の進歩を感じた。今日は大きな失敗もなく無事成功できて良かった。一日ありがとうございました。
  • 最先端の普段体験することのできない実験ができて良かった。
  • 今年初めて参加して非常に充実した1日を過ごせました。また同じ実験をした人たちとも楽しく会話できて良かったです。皆勤賞が欲しかったです。とても残念。
  • 収率が43%しかいかなくて少し悲しかったです。しかし液晶の変化は確認できて良かったです。

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