理学部生物分子科学科

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卒業生からのメッセージ

Mさん (2015年卒) 東京大学医学部附属病院 勤務(臨床検査技師)

入学した理由は、生物と化学の両方から学問にアプローチするこの学科なら生物を深く学ぶことができると考えたからです。授業では細胞・分子レベルの内容が多く、深く生物の知識が身に付きました。その中でも組織学を通し、医学分野に興味がわいた私は3年次に臨床検査技師課程に所属しました。現在は東京大学医学部附属病院病理部に勤務しています。学科の勉強と臨床検査技師課程の勉強の両立は非常に大変ですが、生物科学の知識を持った技師として働くことができます。医学、生物、化学など様々な勉強が自分自身の可能性を開いてくれます。

Yさん (2015年卒) 千葉県中学校教諭

私は高校の生物の授業を受けて、神秘的な人間の体の仕組みに感動したのを覚えています。生き物の構造をミクロな視点で深く学びたく、生物分子科学科に入学しました。先生方の熱心なご指導と共に、仲間と一緒に切磋琢磨した時間は私の宝物になりました。学科と教職の授業を並行しながら将来決定をして、現在では中学校理科の教員として働いています。理科の楽しさを広めていける教員を目指し、さらに子どもたちと丁寧に向き合い、信頼関係を築いていけるように励んでいます。生物分子科学科で楽しく学び、ぜひ皆さんも自分の可能性を広げてください。

Sさん (2015年 大学院修士課程修了) 法科学鑑定研究所株式会社 勤務

高校時代、私は化学が大好きでしたが、同時にDNA等の分野にも興味があり、生物分子科学科へ入学しました。大学院では薬剤耐性菌の研究を行い、現在は法科学鑑定研究所株式会社で、法生物研究員として血縁鑑定や個人識別検査等のDNAに関連した鑑定・検査に従事しています。衣類の付着物や食品に混入した異物(毛髪、血痕、タバコの吸殻など)、病理試料など様々な試料を検査対象とすることも多く、生物分子学科で得た知識をさらに発展させ、日々検査業務に取り組んでいます。

Iさん (2014年 大学院修士課程修了) アイビー化粧品 勤務

色々な目線から生命について学びたいと考えていた時、「生命現象を化学の言葉で語る」というキャッチコピーを目にし、本学科に決めました。大学・大学院では渡邊総一郎研究室に所属し、有機合成を行いました。「自分の失敗は他の誰かの成功につながる」という先生の考えの下、研究に集中でき、研究者に必要な「事象を見極める」力を培うことができる恵まれた環境でした。現在は化粧品会社で化粧品の研究開発に携わっています。学生時代に学んだ分野とは異なりますが、先輩方にご指導いただきながら、学生時代に得た知識や物の見方、考え方を応用し、日々、研究開発業務に取り組んでいます。

Aさん (2014年 大学院修士課程修了) 第一三共株式会社 勤務

私は生物学と化学が大好きで、大学でその両方を学びたいと考え、生物分子科学科への入学を決めました。学部では細胞生物学や遺伝子工学、有機化学、物理化学といった非常に幅広い領域を学ぶ事ができました。学部4年次から修士課程修了までの3年間は、分子科学部門の古田研究室で有機合成の研究に没頭しました。東邦大学は教員と学生との距離が近く、学習・研究に集中できる環境が整っていると感じます。現在は第一三共株式会社でMR(医薬情報担当者)として働いています。研究分野と直接は関連しない職種ですが、医薬品の専門知識を身に付けるために、本学科で学んだ知識が非常に役立っています。私の情報提供で一人でも多くの患者さんが助かるように、日々業務に取り組んでいます。

Tさん (2012年卒) メディサイエンスプラニング 勤務

東邦大学は地元で理系の大学を探す中で存在を知りました。実際にオープンキャンパスに参加し、この大学なら「もっと分子生物学を知りたい」という自分の思いをかなえることができると考え、受験を決めました。卒業研究は藤崎先生の研究室に所属し、RI(放射性同位体)のトレーサー実験を題材とした高校教材の開発に力を注ぎました。そして現在は、大学3年時に取得した第一種放射線取扱主任者の資格を活かし、CT画像やPET画像などの医用画像を用いた医薬品の開発業務に関わる仕事に就いています。私の職種は業界の中でも歴史が浅く、日々新たな課題の連続です。しかし、その課題に挑戦し、無事にクリアできた時の達成感にとてもやりがいを感じます。もしも将来の進路を考えた時、チャレンジ精神に溢れる皆さんが、医薬品業界を候補の一つとしてくれたならば嬉しいです。

Aさん (2012年卒) 千葉県高等学校教諭

Aさん (2012年卒) 千葉県高等学校教諭

偶然パンフレットで生物分子科学科の説明を見た時の直感で本学科を選びました。先生方は本当に親身になって下さりましたし、本学で知り合った友人たちとは今でも遊びに行く程なので、結果は正解だったのだと思います。

今は教員として、「理科」に興味を持ってもらえるよう、1回の授業で最低1つ、生活と関連している理科の内容や、知っているようで知らない理科の話を授業内容に関連させて話しています。この話しのほとんどが、本学で学んだ知識や経験に基づいています。

物理・化学・生物・地学全て含めて「理科」の教員免許です。現場でも、特に理科は専門性を問われます。その点でも本学科はとてもいい環境ですので、理科の教員を目指されている方は検討してみてはどうでしょうか。

Kさん (2010年卒) 宇宙航空研究開発機構 勤務

卒業研究では分子生物学部門で免疫の研究に携わりましたが、現在は宇宙航空研究開発機構(JAXA)で働いています。

大学で学んだ事とはかけ離れた宇宙開発の道に進んだ理由は、宇宙開発にかける熱い思いがあったからです。私は幼い頃から天体に興味があり、星が見える日はよく天体観測をしました。思い切って受験した結果、放射線取扱主任者第1種試験に合格していた事もあり、研究開発職で無事採用が決まりました。現在は、茨城県つくば市で宇宙空間での放射線に耐えうる素材の開発を行う部署で勤務しています。大学生活で学んだ知識や取得した資格は自分の可能性を大きく広げるものとなりました。

Kさん (2010年卒) 警察官

Kさん (2010年卒) 警察官

私はDNAに興味があったことと、物作りが好きなこともあり、卒業研究では分子科学部門でDNAを研究するための材料を作りました。就職にあたって警察官を志望したのは、警察独自で現場から証拠物件を採取するための装備を開発し、実用化していることを知ったからです。特に千葉県警は、現場の血痕を採取する装備を開発し、全国で使用されています。現場を知り、大学で学んだことを活かすことができれば、好きな物作りの仕事ができると思い志望しました。昨年念願の鑑識係になり、現場から被疑者が残した痕跡を採取し検挙に結び付けることを仕事にしています。まだまだ未熟ですが、被疑者の似顔絵作成等の技術向上に努めています。

Oさん (2010年 大学院博士課程修了) 東京大学医学部付属病院臨床検査部 勤務

私は、生物分子科学科で学んでいくうちに病態生理に興味を持ち、3年次より臨床検査技師課程を選択しました。臨床検査技師とは、血液検査、細菌検査、生理機能検査、病理検査など、幅広い検査を担う専門職であり、予防、診断、治療のすべてに関わる医療において欠かせない職業です。また大学病院では、診療だけでなく、教育や研究も求められます。通常、臨床検査技師は専門学校や医学部保健衛生学科を卒業してなりますが、東邦大学は首都圏では唯一、理学部で臨床検査技師になれる大学です。理学部で得た基礎科学に関する知識や技術は、病態生理に関する研究や新しい検査法の開発などに非常に役に立ち、他にない強みを発揮できます。また東邦卒の先輩達が医療の現場でたくさん活躍しているので安心して働くことができます。

I さん (2005年 大学院博士課程修了) 東京理科大学 助教

I さん (2005年 大学院博士課程修了) 東京理科大学 助教

私は学部4年次から修士・博士課程の期間を含めた計6年間、小林教授の研究室にて免疫機構に関する研究に没頭しました。この研究室は常に博士・修士課程の学生が数多く所属し、常に活気あふれる、絶えず刺激を受ける素晴らしい環境でした。博士課程修了後にはテネシー大学への研究留学を決断しましたが、この背景にもこの環境による後押しがあったように感じます。一方で3年次までに受ける数々の講義は、自分が想像していた以上に化学系の講義が多かったように記憶しています。幸い私は現在も研究者を続けられていますが、大学時代に得た生物系に偏らない幅広い知識が、今も研究活動の助けになっています。今振り返ると、当学科の持つこういった環境は「研究者の入り口」としてもとてもいい姿だと思いますし、職業として研究者を選ぶかという時に、大きな助けになる体験ができると思います。

Oさん (2004年卒) 国立病院機構千葉医療センター 勤務

私は、生命現象に大変興味があり、勉強したいという気持ちで生物分子科学科に入学しました。入学して勉強しているうちに、大学で得た知識を人のために役立てたいと思うようになりました。そこで、3年次より臨床検査技師課程に所属し、臨床検査技師をめざして勉強することにしました。臨床検査技師課程では、生物分子科学科の授業に加えて臨床検査技師に必要な医学分野の勉強もする必要があり、大変な面もありましたが、興味深い勉強ばかりでした。現在国立病院機構千葉医療センターに臨床検査技師として勤務しております。緊張の多い仕事ですが、大変やりがいのある仕事です。いろいろな知識を身につけ、スペシャリストになれるようがんばっています。

T さん (2001年 大学院博士課程修了) 国立感染症研究所 勤務

生物分子科学科の目指すものは生命を知る基礎作りであり、職業に直結するような専門性を深めるのは難しいかもしれません。「生命現象を化学の言葉で語る」4年間は、物理化学から分子生物学まで幅広い研究分野へと拡散しているからです。しかしこの多様性がこの学科の魅力です。生命の普遍的ルールを学び、それに対する多様な視点や解析方法を身近に知ることができました。苦手な物理や化学は何とかこなした程度でしたが、何とかなった経験は苦手意識を改善してくれました。結果、生命に関わることであれば何とかできるのではないかという向こう見ずな自信をもらい、未知の領域だった寄生虫の研究をしている今があります。現在は知られていない何かを専門とする可能性、それを与えてくれる学科だと思うのです。

Bさん (2001年 大学院修士課程修了) 東京都高等学校教諭

Bさん

学科のテーマである「生命現象を化学の言葉で語る」という言葉に、化学が苦手だったことも忘れて、これから勉強することへの期待を膨らませたことを今でも覚えています。この学科のカリキュラムはさまざまな科学分野に広く対応していて、興味がわいたことに何でもチャレンジすることができました。
また、講義や実験を通じて新たな視点の広がりを実感し、より高次の認識が得られることの喜びと、それを仲間達と共有する楽しさを知りました。最先端の研究を行っているのに、どこかのんびりとした学科の空気の中、さまざまな選択肢の中から自ら進路を熟考する時間と気持ちの余裕が生まれました。私は、教育実習をきっかけに教員を目指すことを決めた一方で、学生実験で初めて目にした魚類色素胞の美しさに感動し、いっそう生命科学への興味をかき立てられました。

大学院を修了後、学生の立場から逆転して高等学校の教員となった今も、現場のすべてから学ぶことの多い毎日です。現在の私があるのも、大学院において科学の最先端に触れ、専門性を高められたことだけではなく、終始丁寧に向き合って下さった先生方や共に過ごした仲間達との充実した日々が大きな支えとなっているのは確かだと思います。
また、私は卒業研究で分子医学部門に所属し、アジソン病の遺伝子診断に関する研究論文をまとめました。このような経験は、研究も出来る臨床検査技師としての自信にもつながっています。臨床検査技師の国家資格は専門学校などでも取得できますが、生物分子科学科では生物学や化学などのサイエンスを基礎から応用まで広く深く学ぶことができ、その知識を臨床検査に応用することができます。

大学は、何もしなければ何もないままに終わってしまう所です。入学後は大学の勉強だけをただこなすのではなく、目的意識をもって社会勉強や遊びにもすべてに全力でとりくみ、充実した大学生活を過ごしてください。

Aさん (1999年卒) 化学系会社研究開発部 勤務

電子顕微鏡

私は入社当初、農薬開発を担当していましたが、現在は電子顕微鏡を担当し、触媒や機能材料の微小部形態分析を行っています。電子顕微鏡で5万-10万倍の倍率で観察することは、米一粒をジャンボジェット機の大きさに拡大しているのと同じです。入社以来、分野の違う仕事を担当しましたが、大学では生物分子科学科で生理学や分子生物学等の生物系、有機化学や生化学等の化学系と幅広く勉強できたので、どちらの仕事にもあまり抵抗を感じずに入っていくことができました。

また、先生方は温かく大きな目で私達を見守ってくださり、勉強、研究はもちろん、将来のことや就職についてもご指導頂きました。研究室での実験の段取りや考え方は現在の社会生活でも大いに役立っています。学生時代といえば、忘れられないのが部活動です。研究も部活動も、一つのことを一生懸命やり、それをやり遂げた達成感、そしてその仲間達は今でも私のパワーの源です。生物分子科学科にいたからこそ、勉強、研究、部活動などすべてのことを一生懸命やれたのだと思います。

Hさん(1995年卒)静岡大学学術院工学領域化学バイオ工学系列 勤務

生物分子科学科を卒業後、東京大学大学院(修士・博士課程)に進学し、三重大学医学部助手を経て、2004年から静岡大学に勤務しています。卒業研究では、物理化学教室に在籍し、光化学を学びました。そして現在、光化学を利用したがん治療の研究を行っています。生物分子科学科は、生物学と化学の融合学科という特徴があり、両方の基礎を学べたことは財産になりました。現在勤務している静岡大学工学部では、2013年度から、工学部版生物分子科学科であるといえそうな(と私は思っている)化学バイオ工学科ができました。学生時代に生物分子科学科で学んだことが、授業や研究等に活かされています。東邦大学の生物分子科学科は時代に先んじて1989年につくられ、歴史ある融合学科といえます。

Sさん(1995年 大学院修士課程修了)公立医療センター病理研究部 勤務

「卒業研究」は4年次で行われる科目です。さまざまな研究室の中から一つを選び、約1年間実験を行って、その結果を卒業論文としてまとめます。私は、3年次の講義で興味を抱いた「免疫学」の研究を行おうと、その講義を担当された小林教授の研究室で、研究を始めました。初めは、実験の成否に一喜一憂していましたが、徐々に、実験から何かを導き出す面白さに気付き、研究室での生活にドップリと浸ってしまいました。特に、自分が精製したタンパク質を使った、大学院生の実験が学術雑誌に掲載され、その共著者として自分の名前が連ねられた時の感動は、今も鮮明に覚えています。こうしてハマった免疫学の研究は、私に大学院進学を決意させ、そのままアメリカへ留学するという、自分でも予想しなかった方向へ進んでいきました。

現在は、卒業研究のテーマでもあった、免疫応答を調節するサイトカインを応用した、がんの「免疫療法」の基礎研究にいそしむ毎日です。私の同級生は、現在スイスへ留学し、後輩は、今秋からアメリカへ留学する予定です。その人数は多くはないけれど、自分も含めて卒業生は研究者の卵として巣立っています。それは、学科創設から続く、質の高い教育の成果だと思います。

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