理学部生物分子科学科

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調節タンパク質 (Transcription Factor)

 遺伝子の発現を調節するタンパク質を高校の教科書では「調節タンパク質」と呼んでいる。ヒトやマウスのDNAには約3万個の遺伝子があると考えられている。遺伝子とは様々な機能を持ったタンパク質の設計図のことである。私たちの身体には、約300種類の細胞が存在しているが、細胞によって使われている遺伝子は異なっている。よって、それぞれの細胞がどの遺伝子を使うかがコントロールされていたり、同じ細胞によっても、周りの環境や刺激などによって、使う遺伝子をコントロールしている。どの遺伝子を使うかをコントロールしているのが、調節タンパク質と呼ばれる一群のタンパク質である。DNAに書かれたタンパク質の設計図は、RNAへという物質に転写されて使われるため、「調節タンパク質」は「転写調節因子」又は「転写因子」というのが一般的な名称であり、「調節タンパク質」という言葉は高校の教科書にしかない用語である。
転写因子

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