理学部生物分子科学科

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第20回 生物分子科学賞の授賞式と講演会が行われました

12月5日の14時40分より生物分子科学特論Iの時間帯に生物分子科学賞の授賞式が行われました。
生物分子科学賞は1995年より、学科の発展に資するため生命科学を中心とする分野での功績に対して授与されています。今年度は、1994年卒業の下川卓志さん(量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所)と1996年卒業の小池英子さん(国立研究開発法人 国立環境研究所)が「卒業生による生命科学に関する研究、及び社会活動」に該当するとして受賞されました。
髙橋理学部長より賞状の授与(左が小池さん、右が下川さん)
髙橋理学部長より賞状の授与(左が小池さん、右が下川さん)

はじめに渡辺学科主任から生物分子科学賞と本年度受賞者の紹介があり、続いて髙橋理学部長から賞状授与が行われました。引き続き、受賞者のお二人に講演を行っていただきました。

下川さんの受賞講演
下川さんの受賞講演

まず、下川卓志さんから「放射線耐性がん細胞の出現機構解明」に関する講演を頂きました。がん治療に用いる放射線としてX線などの光子線と炭素イオン線などの粒子線があることを説明されたのちに、ご自身で研究を進めている重粒子線の特性や最新の研究結果についてお話しいただきました。重粒子線でがん細胞を狙い撃ちすれば、治療効果が高く副作用が少ない治療が可能になるとのことで、医療の進歩を感じました。東邦大学理学部在学中のエピソードや、放医研の研究グループに参加している生物分子科学科の学生の活躍なども聞くことができました。

小池さんの受賞講演
小池さんの受賞講演

続いて、小池英子さんから「生活環境中の化学物質がアレルギーに及ぼす影響とメカニズムの解明」に関する講演を頂きました。私たちの身の回りには多数の化学物質があり、その中には免疫細胞に働きかけアレルギーを引き起こすものが含まれています。小池さんはプラスチック中に含まれる成分や、排気ガス中に含まれる化合物などを対象として、これらが免疫細胞にどのような影響を与えるかについて研究されているとのことでした。アレルギーの原因やアレルギーが起こるメカニズムが分かれば、医療にも役立つのではないかと思いました。

左から渡辺教授(学科主任)、小池さん、下川さん、藤崎教授
左から渡辺教授(学科主任)、小池さん、下川さん、藤崎教授

今回の講演会を生物分子科学科の学生が多数聴講しましたが、その中から将来の生物分子科学賞受賞者が出ることを期待しています。今回賞を受けられたお二人は、その良きロールモデルといえるでしょう。

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