理学部生物学科

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インターンシップ — 企業で学ぶ将来の進路

 高校生の皆さんには大学は当面の目標ですが、大学は社会に出るための出口でもあります。ですから、大学の選択は単に人気やブランドではなく、自分が将来何をやりたいかで決めて下さい。
 生物学科で学んだ専門知識を生かす将来の道を発見した、学生達の体験記はきっと皆さんの大学選択の参考になると思います。

インターンシップ体験報告記 Y. A. さん

生物学科3年: Y.A.
インターンシップ参加企業: 日本電算株式会社
参加期間: 2018年9月3日〜9月7日
勤務地: 東京都品川区目黒
 私は就職活動において、志望する業界の幅を広げたいと考えたため、今まで視野に入れていなかったIT業界のインターンシップに参加することに決めました。
 研修内容は、プログラミングの基礎的な考え方を学ぶことのできるscratchというソフトを使い、基本的な使い方を教わった後、自身で考案したオリジナルゲームを作成し、最終日にインターンシップ生の前でプレゼンテーションを行うというものでした。このscratchというソフトは、実際に新入社員の研修で使われているもので、初めてでもわかりやすく操作することができました。また、オリジナルゲームが完成した際は大きな達成感が得られました。
 インターンシップに参加する前は、プログラミングなど全く学んだことがなかったため、IT業界を志望するのは無理があると感じていました。しかし、実際に参加してみると他大学から来たインターンシップ生は文系の人が多く、社員の方々も文系出身の割合が高かったため、IT系の知識がない自分でも十分志望業界の視野に入れて大丈夫であると思いました。
 私はインターンシップに参加することによって、目的である志望業界の視野を広げることができたため、とても有意義な経験ができたと考えております。インターンシップ先を選ぶ際は、自分が考慮していなかった業界にも思い切って参加することで、業界に持っている印象や不安がただの先入観であることに気付くことが可能です。インターンシップは3年生からと言わず、1・2年生から参加しても希望業界を選択する際の手助けになるため、積極的に参加した方が良いと思います。

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