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プレスリリース          発行No.229  平成23年6月23日

東邦大学理学部公開講座
『 超伝導 〜100年の歩みとこれから〜 』開催

  

2011年7月23日(土)、東邦大学習志野キャンパスにおいて

東邦大学理学部公開講座 『超伝導 〜100年の歩みとこれから〜』 が開催されます。

講師は、秋光 純 氏(青山学院大学教授/元東邦大学理学部客員教授)、前川 禎通 氏(日本原子力研究開発機構先端基礎研究センター長/東邦大学理学部客員教授)が務めます。

  

 2011年は、「超伝導」現象の発見からちょうど100周年にあたります。本学でも、理学部物理学科の物性物理学教室などにおいて、超伝導に関連した研究が活発に行われています。本イベントでは、超伝導研究の100年の軌跡と未来への展望について、世界の第一線で活躍されてきたお二人の研究者にお話いただきます。

 

講演@ 演題 『 超伝導の過去・現在・未来

講師:秋光 純 氏
(青山学院大学教授 同先端技術研究開発センター所長、元東邦大学理学部 客員教授)

講演要旨

 超伝導は1911年にオランダのカメリン・オンネスによって発見された。従って今年は丁度発見100周年にあたる。その間、多くの応用が考えられており、21世紀は「超伝導の世紀」であるといっても過言ではない。しかし、「超伝導」の最大の弱点はそのTc(超伝導が現れる温度)の低さにある。そうはいっても現在ではTc=163K(~−110℃)のところまできており、室温超伝導も「全く夢」というわけではない。

 当日講演では、超伝導の過去や現在の状況について主に超伝導体に焦点をあててエピソードを交えながら話をしてみたい。又「室温超伝導」にむけての筆者の「苦闘」についてもふれてみたい。

 

講演A 演題 『 超伝導とグリーンイノベーション 』

講師:前川 禎通 氏
(日本原子力研究開発機構 先端基礎研究センター長、東邦大学理学部 客員教授)

講演要旨

 人類は摩擦(抵抗)を存在の証としている。自然への抵抗と挑戦は人類の歴史であった。また、人は反対意見に耳を傾けることにより、自分の存在を正してきた。電気も流れる時に抵抗を受ける。これが電気抵抗であり、そのために電気器具に電気を通すと熱くなる。一方、超伝導では完全に抵抗が無くエネルギーのロスが全くない。超伝導の電線に電気を流せば、永久に電気が流れ、どんなに遠くへもエネルギーロス無く電気を送ることができる。自然現象で「完全」や「永久」という言葉が使えるのは超伝導だけである。二酸化炭素の排出を抑えた環境にやさしい技術であるグリーンイノベーションでは、超伝導を使った技術が不可欠である。

 自然界唯一の「完全」と「永久」を実現する超伝導の原理と超伝導を用いて可能になるグリーンイノベーションについてお話しする。

 

 

東邦大学理学部 公開講座 『 超伝導 〜100年の歩みとこれから〜 』

日 時: 2011年 7月23日(土) 9:30〜11:40
会 場: 東邦大学習志野キャンパス
参加費: 無料(事前申込 不要)
 

※詳細は理学部物理学科Webサイト
http://www.ph.sci.toho-u.ac.jp/event/12689/Open_lecture2011.html

 

【お問い合わせ先】
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