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プレスリリース 発行No.579 平成27年2月10日

東邦大学医療センター佐倉病院 市民公開講座
最新の心臓血管外科手術
~ここまでできる心臓外科手術~

東邦大学医療センター佐倉病院(千葉県佐倉市)では2月28日(土)に「心臓血管外科手術」をテーマとする公開講座を開催します。詳細は下記のとおりです。

 「人は血管とともに老いる」と古くからいわれているように、高齢になるほど、動脈硬化によるさまざまな病気を発症しやすくなります。高齢者の場合、心臓や血管の外科手術が有効な場合であっても体力の低下や合併症を心配して治療が困難と思われることがありました。 
 しかしそうした現状も、近年の医療技術の進歩によって大きく変化してきています。たとえば心臓外科手術では一時的に心臓と肺の機能を代行する「人工心肺」が広く用いられてきましたが、当院では患者さんの身体への負担を軽減するため、心臓を止めることなく心拍動のままで手術を行う「オフポンプ冠動脈バイパス術」を積極的に進めています。また、弁膜症に対する「大動脈弁置換術」では、85歳を超える方でも手術が可能となり、僧帽弁では弁置換することなく自分の弁を修繕する「僧帽弁形成術」 など、治療の幅はどんどん広がってきています。
 本公開講座では、このような最新の心臓血管外科手術についてくわしく解説するとともに、高齢者がとくに気をつけたい「心不全」や、糖尿病の合併症としてぜひ知っておきたい眼の病気と心臓病の関連、そして佐倉病院での心臓血管外科手術の最前線についても、専門医がわかりやすくお話しします。
最新の心臓血管外科手術
~ここまでできる心臓外科手術~

■日 時:2015年2月28日(土)
      14:00~16:00
        (開場13:30)
■会 場:東邦大学医療センター佐倉病院
                7階講堂
■定 員:200名
■その他:予約不要、受講料無料、駐車場無料対応

■講演内容・演者
1.『高齢化する心不全』
  清水一寛 循環器内科 助教

 
2.『眼は心の鏡
 (糖尿病性網膜症と心臓疾患)』
 齋藤 綾 心臓血管外科 准教授

 
3.『最新の心臓血管外科手術、
  その現状』
    本村 昇 心臓血管外科 教授

 

 

【後 援】印旛市郡医師会 佐倉地区医師会 佐倉市

【お問い合わせ先】
東邦大学医療センター佐倉病院 事務部総務課
〒285-8741 千葉県佐倉市下志津564-1  TEL:043-462-8811(代表)