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プレスリリース 発行No.569 平成26年12月24日

東邦大学医療センター大橋病院 医学公開講座
卵巣がんって、どんな病気?

東邦大学医療センター大橋病院(目黒区大橋)では、1月24日(土)に、「卵巣がん」をテーマとする医学公開講座を開催します。詳細は次のとおりです。
 卵巣がんは年間約8000人が発症し、そのうち約5000人が死に至る、死亡率の高いがんのひとつです。ほとんど自覚症状がなく、また検診での発見も難しいため、すでに進行した状態でがんが見つかるケースも多くみられます。少しでも早く発見し、適切な治療を行うためには、卵巣がんについての正しい知識を身につけておくことが大切です。本公開講座では「卵巣がんとはどんな病気なのか」「診断や治療はどのように行われているのか」など、必ず知っておきたい基本的な知識について、当院婦人科の医師がわかりやすく解説します。

 卵巣がんって、どんな病気?

 

 小宮山 慎一
  東邦大学医療センター大橋病院
  婦人科 准教授
    日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医
    卵巣がん治療ガイドライン作成委員

■日 時:2015年1月24日(土)
       13:30~15:00頃
           (13:00開場)

 ■会 場:東邦大学医療センター大橋病院
                臨床講堂
 ■定 員:120名
 ■その他:予約不要、受講料無料
卵巣がんはとくに40歳代から増加しやすい、女性特有のがんです
 卵巣がんの発生には複数の要因が関与していると考えられていますが、とくに近親者に乳がん・卵巣がん・子宮体がんの方がいる場合や、妊娠・出産歴がない場合などに発生リスクが高まるといわれています。一方、卵巣がんのリスクを低下させるものとして、経口避妊薬の使用などが挙げられます。
 治療は「手術療法」と「化学療法(抗がん剤)」が「車の両輪」です。当院では抗がん剤の副作用対策なども重視し、できる限り患者さんの体への負担を少なくする治療に努めています。
東邦大学医療センター大橋病院では、健康や医療に関する日頃の疑問や不安を解消する一助となるよう、一般の方に向けた医学公開講座を定期的に開催しています。当院の専門医らが、病気の予防や診断、治療などについてわかりやすく説明するとともに、質疑応答の時間には受講者の皆さんからの質問に丁寧に回答します。

【お問い合わせ先】

東邦大学医療センター大橋病院 事務部総務課

〒153-8515東京都目黒区大橋2-17-6     TEL:03-3468-1251(内線3132)
公開講座URL:http://www.ohashi.med.toho-u.ac.jp/kokai_koza/32539/kokai2014.html