「免疫」は、私たちの体の“安全保障機構”といえます。ウイルスや細菌などの病原体が体外から体内へ侵入するのを防いだり、体内で生じるがん細胞を攻撃して死滅させるなど、実に幅広い守備範囲で体を病気から守ってくれているのです。
ところが何らかの原因によって免疫力が低下したり、免疫反応に異常が起きたりすると、アレルギーやリウマチ、動脈硬化などさまざまな病気が生じやすくなります。本公開講座では、こうした免疫と病気の関係や、病気にならないよう免疫力を維持するコツなどについて、わかりやすくお話しします。