プレスリリース 発行No.525 平成26年7月16日
東邦大学医学部 夏山診療所
西穂高診療所 開設
東邦大学医学部では、北アルプス西穂高岳の「西穂山荘」に、24時間即応態勢の夏山診療所「西穂高診療所」を7月19日(土)より開設します。8月17日(日)までの期間中には、夕食後の時間を使い、山特有の病気やその予防などについて診療所の医師が講演会を開催します。
東邦大学医学部では、1955年より毎年夏山シーズン中に「西穂高診療所」を開設しています。
北アルプス・穂高連峰最南端に位置する登山基地「西穂山荘」の別棟にある本診療所では、東邦大学医療センター3病院(大森・大橋・佐倉)から派遣された医師・看護師が登山者のけがや疾病などの診療を行います。 期間中は毎日1~4名の医師及び2名の看護師が常駐し、虫刺されなど比較的軽症な外傷などから、頭痛、嘔吐、胃腸炎など高山病が原因とみられる諸症状まで幅広く対応します。
また、「健康を害したり事故に遭うことなく、安全に登山を楽しんでほしい」(本診療所運営委員会委員長・藤岡俊樹)との思いから、登山者のための講演会も開催。今年は『山での熱中症、低体温症、高山病』『高所と低酸素血症』『山での低体温症と熱中症』『中高年の安全な登山のために、そして山で聞く大腸癌の話』の4つのテーマについて、下記日程で専門医がわかりやすくレクチャーします。
西穂高診療所 講演会スケジュール(会場:西穂山荘 食堂)
7月22日 | 『山での熱中症、低体温症、高山病』 片桐 敏雄 (東邦大学医療センター大森病院 消化器外科 助教) |
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7月31日(木) | 『高所と低酸素血症』 中野 茂 (東邦大学医療センター大森病院 消化器内科 助教) |
8月7日(木) | 『山での低体温症と熱中症』 佐藤 真司 (東邦大学医療センター大森病院 消化器内科 助教) |
7月14日(木) | 『中高年者の安全な登山のために、そして山で聞く大腸癌の話 榎本 俊行 (東邦大学医療センター大橋病院 外科 講師) |
西穂高診療所夏山診療について
■診療期間 7/19(土)~8/17(日)
※7/19は午後のみ、8/17は午前のみ
■診療時間 24時間即応態勢
■休診日 なし
■主な対象疾患
登山中の外科的外傷、高山病様症状、感冒・呼吸器系疾患など
※7/19は午後のみ、8/17は午前のみ
■診療時間 24時間即応態勢
■休診日 なし
■主な対象疾患
登山中の外科的外傷、高山病様症状、感冒・呼吸器系疾患など
【本プレスリリースについてのお問い合わせ先】
東邦大学医学部 大森学事部 学事支援課 総務
〒143-8540 東京都大田区大森西5-21-16
TEL:03-3762-4151(代表) 内線2221、2223
ホームページ http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/nishiho/index.html