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プレスリリース 発行No.516 平成26年6月9日

東邦大学 理学部
高校生対象「夏休み理科教室」開催

 東邦大学理学部では、毎年夏休みの時期に高校生を対象とした体験型の理科教室を開催しています。今回は、実験を通して学ぶ3つ講座と野外でのフィールドワークを通して生態学を学ぶ講座を開講します。各学科の特徴がよく分かる講座となっております

Aコース 『色素と金属イオンが織りなす色の世界 ~玉ねぎの皮を使って染色しよう~』

 講師:加知千裕 准教授(化学科)
【日時】7月25日(金)、26日(土) 9:30~16:30
※同日とも同じ内容で行います
 
【対象・定員】高校生 各日15名 (先着順)
 
【会場】東邦大学習志野キャンパス(船橋市三山2-2-1)

私たちは古くから、植物などを使った草木染めで、糸や布を様々な色に染めてきました。染色の決め手になるのは、植物の色素と金属イオンの組み合わせ(錯イオン)です。玉ねぎの皮から色素を抽出し、染色を体験しながら、錯イオンの魅力に迫ります。

Bコース 『植物プランクトンの光合成色素の抽出』

講師:千賀有希子 講師(化学科)
【日時】7月25日(金)、26日(土) 9:30~16:30
※両日とも同じ内容で行います

【対象・定員】高校生 各日15名 (先着順)
 
【会場】東邦大学習志野キャンパス(船橋市三山2-2-1)

海洋や湖沼に漂っている植物プランクトンは、光合成生物として重要な存在です。植物プランクトンの光合成色素を抽出して、その光吸収スペクトルを測定するとともに、植物プランクトンの生物量を算出してみましょう。

Cコース 『カメに学ぶ野外生態学』

講師:長谷川雅美 教授(生物学科)
【日時】7月26日(土)・27日(日)
※26日(土)は12:00~17:00、 27日(日)は9:00~17:00
 
【対象・定員】高校生 10名 (先着順)
 
【会場】江川湿地、利根運河(野田市)
※備考 ・現地集合、解散です
 ・2日間連続で参加してください
 
身近な生態系の科学的理解を目標に、千葉県野田市の江川湿地及び利根運河に生息するカメ類の野外生態調査を行います。河川の生態系を構成する環境と生物(特に淡水性カメ類)の関係、食物連鎖からみた生物の相互関係を学習し、生態系の理解を深めます。高校生と大学生が、野外調査を通じて交流し、学習意欲の相互向上を図ります。

Dコース 『系統樹を作ってみよう—生物進化の道筋を探る』

講師:西川輝昭 教授(生物学科)
【日時】8月3日(日) 14:00~16:00

【対象・定員】高校2年生または3年生で「生物」を履修している人 15名 (先着順)
 
【会場】東邦大学習志野キャンパス(船橋市三山2-2-1)

DNAの塩基配列やタンパク質のアミノ酸配列を比較して生物進化の具体的な道筋(つまり系統)を探る学問を分子系統学といい、系統仮説は系統樹の形で表現されます。インターネットを活用し、実際の配列データを使ってパソコン上で分子系統樹を作ってみましょう。 (※パソコンを持参する必要はありません)
ので、理学に興味のある高校生のご参加をお待ちしております。
申込締切 各コース 2013年7月9日(水)まで
お申し込み:下記のウェブサイトから申込フォームに入り、必要事項を入力の上 送信してください。
http://www.toho-u.ac.jp/sci/eventinfo/2014/032714.html

【お問い合わせ先】
東邦大学 理学部 夏休み理科教室 係
〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1
TEL : 047-472-0666
FAX : 047-479-5661
E-mail: nyskou@sci.toho-u.ac.jp